「堀辰雄です……これからはたっちゃんって呼んでくださいね……!」
プロフィール
公式人物紹介
『会う人すべてに可愛がられるアイドル的立ち位置の少年。気遣いも出来るが空気を読みすぎて裏目に出てしまうことも。基本的に内気な性格だが、かつて病気と長い間戦い続けていた過去からか、土壇場で芯の強さを感じさせることもある。芥川龍之介から文学を学び彼からの信頼も厚い。蛇が大の苦手らしい。』
※ゲーム内図鑑より引用
概要
『文豪とアルケミスト』にて、文豪堀辰雄がプレイヤーであるアルケミストにより転生させられた姿。レアリティは「無地」。
ゲーム内でのキャラクター像
困ったような笑顔が特徴的な、気弱そうな少年。
アイドル的と言われるだけあって、生前も転生後も、彼を嫌いだとか喧嘩しただとかいう文豪はまったくおらず、拗れた関係が一つもない。
他の面子は色々と拗れたり捩じれたり妬んだり無視したりキレたりはっちゃけたりしているのに…ある意味もっとも文豪らしくないとも言える。
人との争いを嫌う性格なのだろう。
戦闘の際も意気揚々とはいかず、怯えながらも一生懸命に戦っている。
嫌いなものは蛇で、からかわれると穏やかな彼には珍しく、わかりやすく気分を害するようだ。
武器はサーベル状の柄がついた日本刀。大きさからすると脇差くらいだろうか。
交友関係
趣味にもあるように芥川龍之介や横光利一の心身と生活のフォローをすることを生きがいにしている節がある。特に芥川からは「たっちゃんこ」なるあだ名でかわいがられている。
中野重治とは、彼の悪筆さを茶化す等、フランクな仲である。
大人しく見えるが、諍いの現場に立ち入る度胸と、両者を宥めてしまう度量を持ち合わせており、短気で知られる三好達治と室生犀星の喧嘩を止めたこともある。
人と人との潤滑油というたとえが、堀辰雄という人物を表すにはぴったりの言葉だろう。
・・・だからこそそんな彼に爬虫類図鑑を見せたと思しき文豪は、ある意味大物かもしれない。