概要
メイショウドトウとそのトレーナーが2年目の夏合宿に参加した際、その足元にすり寄る一匹の動物がいた。
「ヴッフ、ヴッフ……」
タヌキである。
おそらく、夏合宿の現地に野生で生息してるのだと思われるが、野生の誇りはどこへやら、尻尾を振りドトウになつくタヌキ。
こうして、アドマイヤベガとメイショウドトウとトレーナー、そしてタヌキで3人+1匹の夏合宿が始まったのだった。
元ネタ
元ネタはおそらく、種牡馬引退後、功労馬として余生を過ごしていたメイショウドトウの馬房に住み着いていたエゾタヌキであると思われる。
メイショウドトウは種牡馬引退後、2021年6月にノーザンレイクに転厩するまで、タイキシャトルとともに北海道日高町のヴェルサイユファームで繋養されていた。
その間、いつの間にか馬房に野生のエゾタヌキが入り込み、住み着いていたのだという。
一応、牧場側も獣医師に確認を取ったが、「馬と狸では種族が違うため病気をもっていて感染するかと言ったらしない」という返答をいただいたため、「命を助けたいから始めた引退馬牧場、馬以外でもこうして私達の所へ来る命は大切にしてあげたい」との思いで馬房に住むことを許していた。
ちなみに、ヴェルサイユファームでは、ドトウはヤギと同じ放牧地に放牧されており、その堂々とした風格でヤギを見つめる様子から「ヤギの王」というあだ名をつけられたこともある。