惑星を侵略・植民地にする宇宙人達。それらから進化未発
達な後進惑星を守ることを使命とした『M-○星雲銀河人』に
よる『宇宙警備隊』。
この数万年、チ○ル星人を黒幕とする『こと座ベガ星系・アル
タイル星系での戦争』は、熾烈を極めていた。
特に「こと座ベガ星系」は、急激に成長した超巨大なブラック
ホールに、太陽が吸い込まれ生体エネルギー不足により、戦況
が思わしくなく膠着状態となっていた。
そこで、この星系で発生した超巨大なブラックホールのせいで
失われる寸前の「太陽」の代わりに、『宇宙警備隊』の故郷に
あるプラズマエネルギー発生装置の小型のものを、『宇宙警備
隊』で、建設し星系生物救済支援とようと計画としていた。
このプラズマエネルギーを狙い「チ○ル星人」がミュータント
怪宇宙人・改造怪獣を送り込み『宇宙警備隊』の装置建設部隊
を苦しめていた。
この戦闘を鎮静化するため、多数の迎撃戦士を送りこむ事にな
った。しかし、太陽光線が唯一のエネルギー源とする『宇宙警
備隊』は、弱体化していく「ベガ星系太陽」からは、エネルギ
ーが満足に受けられない。
そこで、『宇宙警備隊』トップブレインは、戦士たちの戦闘用
高エネルギーを、増援の戦士が輸送し、戦闘者へ補給すべく「身
体に高エネルギーを蓄えられる『ミュータント宇宙警備隊員』
を、志願者から作り出す計画を打ち出された。
計画名『O-MAN』
O:Overpower (大いなる力)
M:Major(重要な)
A:Aram(兵器)
N:Nutrient(栄養態)
「体内にエネルギーを蓄える機能は、男性星雲人より受胎(生
命エネルギー態)機能をもつ女性が優れている」ということに
なり、勇敢な女性戦士24名が「O-MAN軍」の隊長として
名乗りをあげた。
彼女達は、『宇宙警備隊』の故郷の「プラズマエネルギー」を
通常以上浴び、同郷の戦士達を救うという「愛の意思の力」で
高エネルギーに耐えられ蓄積できる体に変態(ミュータント化
)することが出来た。
24隊(チーム)編成の部隊名をつける際、『宇宙警備隊』ト
ップブレインの中に、『かつて銀河星団太陽系の後進惑星「The
Earth」で戦った戦士達の発案で、この星の言語「ギリシャ文
字」に、それぞれ「The Earth」の女性名の意味ある文字を「
ミッションでのコードネーム」にしたらという発案が採用され、
戦士のそれぞれには、アルファからオメガまで「名:コードネ
ーム」があたえられ、以後彼女達は、それまでの名を捨てコー
ドネームで味方から呼ばれるようになった。
また、それぞれの隊員俗称は「姫」であり、この『O-MAN
隊』をたばねる隊長を『王女』と呼んだ。優位はないが、別部
隊共闘中の場合、それぞれを呼ぶ際に、番号の小さい側を「姉
様(ねえさま)」大きい側を「姫様(ひいさま)」と呼ぶ。
部隊名一覧
第一王女隊長アルファ:アーシュラ
二王女隊長ベータ:ベネッタ
(以下敬称略)
第三 ガンマ:ガラン(ギャラン)
第四 デルタ:ディエル
第五 エー :エリノア
第六 ゼータ:ゼルダ
第七 テータ:ティモア
第八 エータ:エリザ
第九 イオタ:イオ
第十 カッパ:キャパ
第十一 ラムダ:ラム
第十二 ミュー:ミューズ
第十三 ニュー:ニオル
第十四 クセー:クスン
第十五 オー:オリエーナ
第十六 ペー:ペニー
第十七 ロー:ロミナ
第十八 シグマ:シグナ
第十九 タウ:タウロ
第二十 テー:チュール
第二十一 ファイ:ファイン
第二十二 ケー:ケイナ
第二十三 プサイ:プリマ
第二十四 オメガ:オ・メガ
『O-MAN』計画は実施され、故郷の星から定期的にベガ星団へ、高エネ
ルギーを輸送する『O-MAN』達のおかげで戦闘・プラズマ建設は、順調
進んでいた。
しかし、ある日『O-MAN』の隊長のひとりが、チ○ル星人の捕虜となり
、尋問・体内検査で計画が知られてしまった。
漏えいを知らない『OーMAN』達は、輸送の途中で、迎撃にあい次々と
「チ○ル星人」ら改造獣の餌食になっていった。
これに対応すべく「M-○星雲人」トップブレインは、戦闘態勢強化ととも
に、新たな『O-MAN』を養成すべく「M-○星雲」と友好関係を結ぶ星
団に26名の子孫(その後「高プラズマ」耐性の者がおらず、選抜候補者に
耐性に遺伝子が影響していることがわかったのだ。)を、候補生として修業
させ、卒業したものから、更に適正者を『O-MAN』として『エネルギー
補給輸送看護隊』に徴用したのだった。