この記事は，キミガシネ最終章前半以降の重大なネタバレを含みます。
「ちょうど…死にたかったの…」
概要
御宿雛子は，RPGアツマールにて公開されているフリーゲーム，キミガシネの登場人物。デスゲームで誰とも会う事なく死亡し，ダミーズとして生き返った人形の1人。ピンクの髪に制服を着ており，特徴的なソックスを履いた，目の下にくまがある中学生。
プロフィール
行動
ダミーズの1人としてヒツギの中にいた。そこで他のダミーズと共に蘇り，ミドリ(デフォルトネーム)によって，ケイジとペアになる。その後，ある人物によって本来の目的が発覚した後，「自分は悪くない」，「関係ない」など，責任から逃れたり，ケイジとペアである事を理由に，サラ達人間サイドに対して非協力的になる。そして，首輪のペアリングを無効にした事を知った彼女は，他のダミーズに言われ，それに対して，「一方的に差し伸べられた手を掴む事ができない」と，素直ではないが優しさに感謝している事を話した。また，ランマルが時間内に鬼の人の首輪が爆発する鬼ごっこの鬼に仕立て上げられたという事を聞き，ダミーズの首輪を無効にする静電気室の事を探索中に発見した事を知らせ，救おうとした。また，参加者の死亡映像で唯一顔が映っていない。
人物
元々，映像に映っていたヒナコは，自殺願望を抱いており，最初の試練にて宙吊りになったとされている。宙吊りにしたのは，人形のトト・ノエルで，苦しむ姿を見ようとしたノエルに対して，「殺してくれてありがとう」と，逆に感謝した為，何度も殴られ，殺害された。この事から，自殺願望がある，ちょっと低迷している様な少女と思われていたが，実際は気が強く，かなり無表情で怖い顔である事が多い。また，妨害人形のメイプルが暴れ出し，自殺願望があるとは思えない程に，「逃げる準備をした方が良さそう」と言ったり，エレベーターにて，取り残された仲間達を待とうとしたギンも無視してエレベーターのドアを無理矢理閉めるなど，少し，映像と人格が異なっている様にも見受けられる行動が目立つ。サラの事を，「サラ先輩」と呼んでいる為，少なからずヒナコは信用し始めたと思われるが…
その他
この様なピンク色の髪で無表情な少女を，何処かで見た気がする。
余談だが，キミガシネ人気投票では，一番人気がない。
別名・表記ゆれ
ヒナコ
関連タグ
ネタバレ注意！
ロシアンルーレット・「宴」にて，サラはミドリを選ぶ事ができなかった。ダミーズとミドリの誰かに人間がおり，その人間はミドリと推理したサラだったが，ミドリではなく，ダミーズを選ぶ事になってしまった。この「宴」では，ヒツギに入ったダミーズ，ギン，ミドリの中から，ミドリを当てれば人間が，ギンを当てればミドリが勝利するというルールで，ヒント機能を使う事ができ，そこでは人形は赤く，人間は青く光る事がわかった。そして，ミドリはヒント機能を使うヒツギを選ぶ。それは青く点灯して，ミドリかギンという事になった。サラは「自分も当たる可能性があるから選べるわけがない」と変更を唆すが，ミドリは平然とヒツギを選んだ。そして，当たったのは…
「え…」
「なに…この振動……」
「まさか！なんで私が！」
「この……………ヒ………」
アルジー「残念！ヒットしたのはヒナコ！」
正体
彼女は，アスナロと協力関係にあった，本物のヒナコとは別の人間が成り代わったものだった。
本物のヒナコは，八分雨ありすが身を隠す事を急いだ為，ありすが裏切ったという事になり，殺害されてしまった(彼女を殺害したノエルはヒナコに未練がなかった為彼女の服を着なかった)。これが原因でありすと会っていたという事になり，本物のヒナコはダミーズにならなかった。本物のヒナコは，特徴的なソックスに，中学生の制服，そして，地味な黒髪が目立つ少女だった。犠牲者のビデオに顔が映っていないのはこの伏線回収のため。そして，ヒナコはコーティングで自身のヒツギが光る事を知らされ，ホットコーヒーを自分のヒツギにこぼして，自身のヒツギが光らない様にした。しかし，それを知ったミドリにヒツギの中身を交換され，彼女は光るヒツギ，ミドリは光らないヒツギへと移動した。そのせいで，新品のヒツギが光るという事に気づいたサラ達は外し，あとは自身が入っていたヒツギをラッキーナンバーと言って当てて見せたミドリは，平然と仲間だったヒナコの「ダミー」を，あっさりと裏切って殺したのだ。
