第49回衆議院議員総選挙(だい49かいしゅうぎいんぎいんそうせんきょ)は、第48回衆議院議員総選挙で選ばれた議員の任期が満了すること、または任期満了当日である2021年10月21日までに内閣が衆議院を解散することによって実施される衆議院議員総選挙。
概要
前回の第48回衆議院議員総選挙は2017年9月28日に衆議院が解散されたことにより同年10月22日に投開票が行われ、与党自民党が284議席、公明党が29議席を獲得し連立政権を維持した。
実施予定である今回の選挙は、公選法の規定や慣例により少なくとも2021年11月28日までには行われる。現在の菅義偉首相の下で行われる初めての選挙(予定。直前の総裁選の結果次第では変更の可能性あり)であり、任期満了と同じ年に総選挙が行われるのは2009年の第45回衆議院議員総選挙以来12年ぶりである。もし任期満了で総選挙が行われると1976年の第34回衆議院議員総選挙以来45年ぶり且つ現行憲法下で二度目となる。
2020年に結党した立憲民主党、国民民主党にとっては初めての国政選挙となる。
現在も続くSARSコロナウイルス2の世界的パンデミックの最中に行われる予定だが、総務省によると「仮に緊急事態宣言下でも選挙は公選法の規定に基づき執行する」としている。ただし、投票所での入場規制などの対策を行う予定の自治体も存在する。
選挙日程
未定。公選法の規定により、「任期満了による総選挙は任期終了日より30日前までの間に行う」となっており、慣例である日曜日投開票の場合は9月26日、10月3日、10月10日、10月27日のいずれかとなる。予想される最も遅い実施は、任期満了日に解散した場合に前述したとおり11月28日に行われる。
選挙データ
改選数
全議席 | 465 | |
---|---|---|
小選挙区 | 289 | |
比例代表 | 176 |
選挙制度
小選挙区比例代表並立制
投票方法
秘密投票、単記投票、二票制(小選挙区・比例代表)
選挙権
- 満18歳以上の日本国民
被選挙権
- 満25歳以上の日本国民
選挙前政党別保有議席数(465議席)
同日実施の選挙・国民投票
- 最高裁判所裁判官国民審査