あらすじ
元特殊部隊出身で、現在は傭兵の父親クインがメキシコで手に入れた装置を、息子のローリーが箱の中から発見。彼が起動させてしまったその装置は、地球にプレデターを呼び寄せるシグナルを発信するものだった…
プレデターと接触したことで、事態を隠蔽しようとする政府の極秘機関に監禁されてしまったクイン。
彼はルーニーズと呼ばれるならず者の兵士たちと共に脱走し、危機が迫っている息子と人類を救うために奮闘する。
再び人類の前に姿を現したプレデターは、他の種のDNAを利用し、遺伝子レベルでアップデート。より強く、より賢くなっていた。
さらに、通常のプレデターをもはるかに上回る圧倒的なパワーを秘めた、"アルティメット・プレデター"までもが突如出現!人類はどのように立ち向かえばいいのか…!?
登場プレデター
本作のプレデター達は、狩りを通して各惑星の生存競争を生き抜いた最強の生物のDNAを搔き集め、採取した遺伝子の組み換えによって自身の進化を促すことを目的としており、地球移住を目標とした侵略と、それに反対する派閥が存在している。
フジティブ・プレデター
Fugitive(逃亡者)と呼ばれる通り、これまでのシリーズのプレデターとは一線を画す存在。
地球人のDNAを持つプレデターで、地球侵略に反対して逃亡。
同族の宇宙船により撃墜され、主人公のクイン・マッケナに装備を奪われ、プレデターを研究している組織『スターゲイザー』に標本として捕獲され、地球人相手に暴れまわっていた所を下記のアサシン・プレデターに殺害された。
その真の目的は、地球人に「プレデターに対抗する兵器」を託すためだった。
アサシン・プレデター
フジティブを抹殺するためにやってきたもう一体のプレデター。
他の種の生き物の遺伝子を取り入れて進化したため「究極の(アルティメット)プレデター」と呼ばれる。
通常のプレデターの2倍近い身長を持ち、体皮を硬質化させる能力を持つ。
装備は両腕部に集中しており、プラズマキャノンも腕部に装着されている。
ヘルメットも装備していないが電子デバイスを視覚投影している描写があり、何らかの改造もされているらしい。
フジティブを抹殺後、主人公のクイン・マッケナを一番優秀な遺伝子の持ち主に認定、息子のローリーも戦利品と見定めて拉致した。