映画『ザ・プレデター』のネタバレを含みます。
概要
SF映画『プレデター』シリーズの一つ、2018年に公開された映画『ザ・プレデター』のラストシーンに登場する。
地球人のDNAを持つフュージティブ・プレデターの宇宙船に積まれていたもので、アサシン・プレデターによって宇宙船ごと破壊されたかに見えたが、積み荷が入ったカプセルは無事だった。
戦いが終わった後、プレデターを研究している組織『スターゲイザー』の研究所でカプセルが開封された。
中から出てきたものは近くにいた研究員の腕に張り付くと、その姿を変貌させていく。
それは装備した者にプレデターのような姿と力を与えるガントレットだった。
外見
プレデターを模したパワードスーツのような外見で、全身は甲冑のように覆いつくされ、背中から巨大なプラズマキャノンが左右に展開、レーザーサイトは両肩に3基づつ、ヘルメットを合わせて合計7基搭載、両腕両足にはパワーアシストのような外骨格が備わっている。
右手からは腕の長さを超える巨大なリストブレードを展開できる。
視聴者の反応
ラストシーンで唐突にヒーロースーツが登場して続編を示唆するという演出は、当然ながら賛否を分けた。
監督・脚本を担当したシェーン・ブラックが『アイアンマン3』を制作していたこともあって、MCUに影響されすぎではないかと揶揄する声もある。
『ロボコップ3』の監督だったフレッド・デッカーがもう一人の脚本担当に据えられているが、彼はこのエンディングを「嫌い」と明言している。
エンディング案は複数あり、映画『エイリアン』シリーズの主人公「エレン・リプリー」が登場するバージョンと『エイリアン2』の登場人物「ニュート」が登場するバージョンが撮影されていたが、使用されなかった。