概要
主に平原やタイガの森でスポーンするMob。しかし、シラカバしか生えていない森や花がたくさん咲いている森では例外的にスポーンしない。
自然にスポーンするのは野生であり、他の動物と同じような存在だが、誤って攻撃すると目が赤くなり仲間と共に攻撃を仕掛けてくる中立的な存在である。また、同じ中立動物Mobのラマはオオカミに敵対するため、時に動物同士で敵対することもある。
敵対して目が赤いときは一転して怖い顔になり、唸り声を上げつつこちらに襲いかかってくるので注意。中立Mobらしく一定時間が経つと敵対から元に戻る。
また、野生では近くに獲物のヒツジ、ウサギやキツネ、好物の骨を持つスケルトンが近くにいると積極的に攻撃を始める。もし日中の森林に羊肉や羊毛(ウール)、兎肉やウサギの皮が落ちていれば、近くにオオカミがいる可能性は高いと言える。
骨を与えることで手懐けることができ、手なずけに成功すると首輪が付いて手なずけたプレイヤーを追従するようになり、攻撃したMobとの戦闘に参加してくれる。手なずけたオオカミがMobを倒しても倒れたMobから経験値を落とすため、シングルプレイではありがたい戦力になるだろう。
ただしクリーパーにだけは攻撃しないのが難点。また、ネザーでは敵Mobが強力な攻撃を行うので、体力がプレイヤーと同程度のオオカミでは防具によるダメージ軽減が不可能なこともあって活躍しづらく、あまりオススメ出来ない。
少し離れるとテレポートをしてついてくるが、お座りさせることによりついてこなくなり、戦闘に参加もしなくなる。繁殖用に最低限2匹残しておくと、万が一連れているオオカミが倒されても個体を増やせるのでオススメ。統合版では野生の個体を5匹手なずけることに成功すると、実績『群れのリーダー』を達成できる。
オオカミの体力は手なずけていると尻尾で判別することが可能になり、ダメージを受けて体力が減ると下がり、時々弱々しい鳴き声も聞こえるようになる。また、野生よりも手なずけた個体の方が体力は多いので、見つけたら積極的に手なずけておきたい。
体力が減ったオオカミはプレイヤーも食べられる肉を与えて回復させることができる。
肉ならなんでも良いらしく、ウシやニワトリといった動物の肉以外にゾンビが落とす腐った肉でもノーリスクで回復可能。
統合版では食べ物による体力の回復がプレイヤーの満腹度回復量と連動しており、生肉よりも焼いた肉の方が体力が多く回復するように変更されている。また、何故か魚をあげても体力を回復出来る(こちらも調理済みの方が体力の回復量は多い)。…ホントにオオカミなのだろうか。
肉をあげる余裕がなければ回復のスプラッシュポーションを投げる手もある。アンデッドにダメージを与えつつ一緒に戦ってくれるオオカミを支援し、且つプレイヤー自身も回復出来るので万が一の攻防一体の手段になり得る。
また、体力が全快だと肉をあげることで繁殖させることもできる。
よく犬と間違えられるが、手懐けたときのアクションがまさにそれのため、間違えられても仕方がない。
近くにいるときにプレイヤーが骨や肉を持つと、ねだるように首を左に傾け、水に濡れると陸に上がったときに身体を振って乾かす仕草を見せる。かわいい。
また、染料を用いる事で首輪の色を変える事が可能。これは手なずけたネコと共通している。
ちなみに野生の子供のオオカミは統合版では同じくスポーンした野生のオオカミに追従するが、Java版ではなぜか追従しない。