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アビゲイル(ファイナルファイト)の編集履歴

2021-09-03 16:44:02 バージョン

アビゲイル(ファイナルファイト)

あびげいる

ファイナルファイトのキャラクターで、作中の犯罪組織「マッドギア」の幹部の一人。

「馬力が違うんだよ!」


プロフィール

出身国:オランダ→カナダ

誕生日:1966年10月16日

身長: 238cm(FF) 244cm(ストV)

体重: 265㎏

スリーサイズ: 不明

血液型: AB

職業/所属:マッドギア幹部(ファイナルファイト) / 車の改造及び解体請負会社社長(ストV)

好きなもの: バナナ(ファイナルファイト) / でっけぇ車、デスメタル(ストV)

嫌いなもの: サビ

特技: 不明

CV:竹内良太


人物

マッドギアの幹部の一人で、メトロシティの湾岸地区(第5ラウンド)のボス。なお、SFC版ではロレントステージが丸ごとハブられているためアビゲイルのステージが繰り上げられている。

マッドギア一の怪力を誇る巨漢であるが、同時に軍団一頭の悪い男でもあり、部下からも「これでもう少し頭がよければ・・・」と口を揃えて言われている。

本人も頭の悪さは自覚しており、頭のほうも鍛えようとクイズに凝っているらしい。休憩時間にはクイズ雑誌を片手に、クロスワードパズルを必死に解いているのだろうか。健気なヤツである。


もともとはオランダ出身と思われていたが、ストVシャド研キャラ図鑑によると「パスポートを取りに行ったらカナダ国籍だった」との事。自分の国籍すら間違えてしまうとは頭が悪い程度で片付けられるものではないが・・・。まぁ、2では彼とフランケンシュタインの怪物を合体させたような奴がオランダステージのボスだったのでそのオマージュかも知れない。


攻撃範囲がかなり広く、ジャンプ攻撃も逆に掴まれて投げられてしまう。SFC版では攻撃力がAC版より上がっている。

喰らえばごっそり削られる桁外れな攻撃力とシンプルな技(殺人パンチや突進、咆哮しながらの突進パンチ、つかみ投げ)が特徴。エディ.Eと同じで、倒すと悶え苦しむ背後に当たり判定がある。


ボスキャラなのに・・・

彼はゲーム後半のボスキャラであるにも関わらず、他のボスキャラと比べてインパクトが足りないといわれてきた。理由は単純に専用のグラフィックが無いから。首から下が雑魚キャラのアンドレの流用なのである。

ラスボスのベルガーが容量の都合で歩けなくなった(ぴょんぴょん飛ぶだけ)ことから考えても、ボスは1面から先に製作されていったのかもしれない。後半のボスになればなるほど容量を節約せねばならず、グラフィックや動きに苦労したのだろうと思われる。結果最後の幹部アビゲイルは専用グラフィックが作れずアンドレの体が使いまわされた、というところか。

とはいえ、恐ろしい顔のメイクや真っ赤になって突進するアクションなど、ちゃんとアンドレとの差別化ができており、ボスキャラクター“アビゲイル”としてきちんとキャラは立っている(初代とマイティの単体イラストにはなぜかメイクがない)。


ボスキャラクターで何故か唯一『リベンジ』には登場していないが、『ストリートファイターZERO2』にてガイのホームステージ背景に他のマッドギアの元メンバー達と共に登場している。


マイティファイナルファイト

第3ラウンドのボスとして登場。上述の通り頭も鍛えており、戦闘前にゲーム内容関連のクイズを出してくる。クイズに挑戦するもしないも自由だが、それに全問正解するとコンティニュー回数を1回追加してくれる。

戦闘では原作同様、パンチや突進、対空のアッパーを繰り出す上、キス攻撃が追加されている。


そしてファイナルファイトから27年


なんとストリートファイターVに参戦が決定した!

小野プロデューサーはファイナルファイト勢を参戦させると複雑になると否定的だったのだが、まさかの参戦となった。


現在はメトロシティで車の改造、スクラップを請け負う会社の社長として活躍中。まぁ、解体業務は機械でなく彼の腕力だけでやってるに違いない。

従業員は同じくマッドギアの構成員だったロキシー(ポイズンの色違い)とアクセル、ジェイがいる。

やはり頭に血が上ると見境なく暴れまわるので、従業員から恐れられている。社長がそんなんじゃあやばいだろ。

なお、身長は未だに伸び続けてる模様。

勝利セリフでは、職業柄か自分や相手を車に見立てたセリフが多く、特に馬力に関してはアビゲイル自身相当こだわっている為しばしば対戦相手の馬力不足を指摘する。車に例える勝利セリフの内容も頭の悪い彼らしからず意外に秀逸で一見の価値あり。また、マッドギアを脱退して会社社長になった彼は自称「きっちり税金を納めている善良な市民」との事。本当ならまた意外だが、その割に違法駐車はしているらしい……。


彼のストーリーモードでは、車を無くしたことに気付いたアビゲイルが泣きながらその車のエンジンの真似を道端でしていると、女子高生忍者赤きサイクロン毒蜘蛛の暗殺者ヒョーニュージェネレーションの主人公が通りがかり様々な反応を示され、それをブチのめしていく。結局車は部下に貸していたのをすっかり忘れていただけであった。最後は大暴れしておしまい。人騒がせというレベルでは済まないような・・・。

コーディーのストーリーにも登場。車を違法駐車していたこと(とついでに顔が気にくわないこと)で、コーディー市長による鉄拳制裁を食らった。


コーディー以外にも、後にポイズンやルシアも参戦しており、上述の小野プロデューサーによる否定的な意見はほぼ緩和されている様子。


性能

打撃を中心とするパワーファイターで、ザンギエフ以上の大柄な体格から繰り出されるリーチの長い攻撃が特徴。弱・中攻撃でも圧倒的なリーチを誇る。また、多くの重量級キャラと同様にコマンド投げを持つ。

機動力は低いが、ナイトロチャージという専用の派生技のある移動技があり、これを使っての接近も可能。まぁ、巨漢のパワーファイターは相手プレイヤーにプレッシャーを与えられるのは常識だが。


また、今作に導入されたVスキルとVトリガーがかなり優秀で、Vトリガーのマックスパワーは原作ファイナルファイトでもお馴染み全身真っ赤になって攻撃力が上がるだけでなく 一部攻撃は溜めることでさらに強化でき、ガード崩しやアーマー効果もつくので、ガードの固い相手に対してプレッシャーを与えることができる。

一方、Vスキルのハンガビーは、強靭な胸板で相手の攻撃を受け止めて弾き飛ばすもので、攻撃を受けないと弾き返さないのでタイミングを狙わないといけないものの、ハンガビー・ハイで立ち攻撃とジャンプ攻撃、ハンガビー・ローでしゃがみ攻撃を受け止めることが可能。

バージョンアップ版であるストリートファイターVアーケードエディションではVトリガーが2つのうちの1つから選ぶ選択制になり、アビゲイルもVトリガーIIハイブリッドチャージを獲得。こちらは大きく体を逸らしてタメた後、頭から思いっきり追突する技。タメ中は複数回のアーマー効果で簡単につぶせなくなっている上、最大タメ突進はガード不能、ジャンプしてよけようとしてもアビゲイルの体の大きさからどこかにひっかかってしまうことも多いと非常に高性能になっている。

参戦が発表された当初は驚きと疑問の声が多かったものの、実際に使用されてからは評価が上がり、あのウメハラからも絶賛するほどのキャラにまで上り詰めている。

2019年現在のプロシーンではストーム久保が実装以来メインとして起用する他、板橋ザンギエフやイギリスのProbrem Xらがサブキャラとして使用し多くの大会で活躍を見せている。

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