概要
1991年に公開された劇場用作品。
時間軸は、百獣魔団との戦闘後でパプニカ王国へ向かう前。
この映画ではアバンの使徒達の過去も語られる。
あらすじ
かつてアバンは、デルムリン島で教え子であったダイとポップに卒業の証としてペンダントを与え、「あなたたちの手で必ず大魔王バーンを倒して下さい」と言い残し、ハドラーと一騎打ちの末、両者大爆発を起こしたのだった。
ダイ、ポップ、マァムとゴメちゃんの一行は、魔王軍を倒し平和を取り戻す為にソフィアの港から船でパプニカ王国へ向かおうとしていた。ソフィアの港でダイたちがロモス王が用意してくれた船を探していると、突然港の海面が盛り上がり、幾十もの蛇の鎌首を持った巨大なモンスター、メドーサボールが出現した。メドーサボールは蛇の口から猛烈な炎を吐き、帆船群を次々と爆発炎上させてしまった。ダイはマァムとポップと力を合わせてメドーサボールを倒すのだが、港の船はほとんど炎上してしまった。そうした港の惨状を岬の上から黒い鎧の戦士が見下ろしていた。
登場人物
アバンの使徒
ダイ:大魔王討伐に挑む勇者。アバンの最後の弟子
ポップ:魔法使い。アバンの三人目の弟子。
マァム:僧侶戦士。アバンの二人目の弟子。
主要人物
ネルソン船長:高速帆船の船長。
アバン先生:かつて世界を救った勇者。蘇ったハドラーを倒すためにデルムリン島でその命を散らした。
魔王軍
ハドラー:かつて世界を席巻していた魔王。大魔王バーンの力によって蘇り、魔王軍六軍団を束ねる総司令官に就任している。
ザボエラ:魔王軍六軍団の一つ妖魔師団の軍団長。ある男を蘇らせたらしいが・・・?
メドーサボール:妖魔師団の構成員。
その他
???:黒い甲冑を纏った騎士