概要
ドラゴンクエストシリーズのモンスターで、『ドラゴンクエストⅡ』で初登場。中央に目玉があり、多数の蛇で体ができているモンスターである。
本作には石化という状態異常が無いため、眠りの呪文「ラリホー」を唱え希に2回攻撃をしかけてくるという設定で登場した。
外伝作品での登場
ドラゴンクエストモンスターズシリーズ
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』以降の作品では、3枠のGサイズモンスターとして登場し、石化攻撃も実装された。
ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島
オッカムル編のボスとして登場。美しい物や輝いている物に並々ならぬ嫉妬心を持っており、島中の鉱物を封印しペロをも石へと変える。今作では石化光線や分身、地面に潜るなど多彩な攻撃を繰り出す。本作でも『テリーのワンダーランド3D』のように巨体となっている。
ゲーム以外の登場
ドラゴンクエスト ダイの大冒険
妖魔士団の一員で、劇場版である『起ち上がれ!!アバンの使徒』において、通常より巨体の個体がソフィアの港を襲撃したが、ダイの「海波斬」で真っ二つにされ倒された。
勇者アバンと獄炎の魔王
ヨミカイン遺跡を占拠するエビルマージの禁呪法によって、ミイラおとこやさまようよろいの頭部となった個体が登場する。
同系統のモンスター
メドーサボールの上位種。「マヌーサ」「ラリホー」「スクルト」「ルカナン」といった呪文を扱う。黄、緑の体色。
- マミーズアイ
HD-2D版『ドラゴンクエストⅢ』に登場。直訳すると「ミイラの目」。
ピラミッドに新たに追加されたボス「ナイルのあくま」の取り巻き及びピラミッド4階の宝箱の部屋にある棺桶の中に潜んでいる。
黒、赤、白の体色で、「ヒャド」や「ホイミ」、強制眠り効果付きのにらみつけるなどを使用してくる。
せんれきの解説によると、たまに任務を放ったらかしにして遊ぶナイルのあくまを睨みつける事もあるなど、やや苦労人。
ナイルのあくまとの関係は上司部下ではなく同僚らしい。
余談だが、同名の幼稚園が現実に存在する。当然このマミーズは別の意味である。
余談
ファミコン通信(現:ファミ通)で連載されていた桜玉吉によるゲームパロディ漫画『しあわせのかたち』の「ゆうめいRPGⅡ」編では、ロールプレイングゲームの食料補給問題の一環としてしびれくらげとともに喰われてしまった。中身はウニのようで美味であるという。
もしかして『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場する、名前を言ってはいけない魔物がモチーフなのかもしれない。