ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

VNVの編集履歴

2021-09-06 22:11:10 バージョン

VNV

ぶいえぬぶい

VNVとはビジュアルノベルバージョンの略称。同人サークル「七転がり八転がり」から発売されたホラーゲーム「アパシー学校であった怖い話1995」のこと。

VNVとはビジュアルノベルバージョンの略称。

概要

飯島多紀哉(旧名:飯島健男)主催の同人サークル「七転がり八転がり」から発売されたホラーゲーム「アパシー学校であった怖い話1995」のこと。

1995年に発売された「小説 学校であった怖い話」をビジュアルノベル化した作品である。

内容は1995刊行時の内容とほぼ同一。選択肢のない一本道の作品。


収録シナリオ

ワタシの人形

新堂誠「高木ババア」

荒井昭二「ゲーマーの条件」

福沢玲子「あなたは幸せですか?」

風間望「かぐわしきにおひ」

岩下明美「偽りの愛」

細田友晴「魅惑のトイレ」

七話目「学校であった怖い話」


荒井昭二のシナリオ内で登場するゲーム「スクールデイズ」の名称は1995年刊行時から使用されているもので某作品のタイトルとの一致は偶然。


バージョン違いが多く初見殺しなので有志が違いをまとめてくれている


VNVの元になった作品

パンドラボックス時代に発売された上下巻の小説。

ファンすら発売されていた事を知らずビックリするぐらい売れなかったらしい。買った人からの評判は良く手放なさいので長らくプレミア価格だった。

挿絵は『藤丸地獄変』の南風麗魔氏。SFC版では新堂一話の目黒さんを熱演している。

上巻に語り部のイラストは無く落胆されたのか、下巻から主人公の坂上と一緒に美化された社員の絵で登場。

『人間が一番怖い』がテーマかつ『細田以外はゲーム版で規制の関係で没にされたシナリオ』のせいか語り部がゲーム版よりも軒並み凶悪になった印象を受けやすい。

当時もそう思う読者が多かったようで下巻の後書きで「語り部のキャラはゲームと同じだよ。細田だけほんの少しだけ変えたけどね」と飯島氏は語っている。

後にYouTubeで「容量が少ないSFC版は語り部のセリフを大量に削っていた。VNVこそ本来書きたかった語り部」とも語っている。

旧版

同時収録は『恵美ちゃんの坂上君観察日記』。

SFC版のBGMが使用されていて唯一の縦書きVNV。

ミッドナイトコレクション1に収録された「関西弁パッチ」使用でシナリオが全く別物のギャグ話になる(ディスクを出し入れするという仕様の関係でダウンロード版だと出来ないので見たいならパッケージ版を買うしかない)


語り部は少女漫画から飛び出して来たような美男美女になって帰ってきた(細田除く)

殺クラモシャモシャ

男主人公は可愛らしいショタに女主人公は同姓同名の別人になって帰ってきた。

坂上君はぴば2012!!センシティブな作品

新装版(オススメしない)

旧版が売り切れた為作られた。

その際「本来SFC版およびPS版の楽曲の著作権が発売元であるバンプレストにあるため、継続した使用は難しい」でこの作品からBGMの差し替え。

更に「新規ユーザーから縦書きは馴染みが無いと評判が悪かった」でこの作品から横書き表記へと変更。

片霧烈火によるエンディングテーマ追加。

一枚絵が多数追加されており、『ミッコレ2』の両角潤香氏が退社した芳ゐ氏のタッチを真似て描いている。

新シナリオ『岩下明美が語る飴玉婆さん』が収録されているが、『追加ディスク』て再録。

縦書き→横書きの仕様変更で関西弁パッチは適用出来なかったそうだ。

文庫版

「紙媒体で読みたいという声もあった」という事で作られた小説版VNV。

パンドラボックス時代の小説と違い上巻下巻にはわかれていない。

挿し絵は全て差し替えられていて『2008/探偵局』の尚親氏。

当時人気投票で一位を取った荒井昭二の『正しいフィギュアの作り方』が追加されたが、『ミッコレ2』と『特別編追加ディスク』で再録。

特別編/追加ディスク(オススメ)

『VNV』のシナリオに分岐が追加。


プロローグの『ワタシの人形』と『七話』と『恵美ちゃんの坂上君観察日記』は収録されていないものの、『Kindle版』で『七話』だけ買えばVNVが制覇出来て『ワタシの人形』も『新堂誠の高木ババア(無料配布)』で読めてしまう。

『恵美ちゃんの坂上君観察日記』はノリがほぼ同じでボリュームが段違いの『ミッコレ1』を買った方がいい。

『ミッコレ2』のシナリオに分岐がついた『追加ディスク』も買えば『新装版の追加シナリオ岩下の飴玉婆さん』が読める。


絵師が慶氏に変わり語り部イメチェン。

内容

シナリオ総数は短編含み51話。EDは169種類。総文字数はおよそ80万文字(VNVの再収録分含む)で、テキスト量はSFC版と比較するとおよそ8割前後。VNVを除く新規シナリオはSFC版の6割前後のボリューム。

追加ディスクをプレイするには特別編が必要。総文字数は50万文字以上(再収録シナリオ含む)。シナリオ総数は33話。EDは114種類。漫画版「殺人クラブ・リベンジ」とのリンクなど多数の新要素を追加。

特別編で人気のあったサブキャラクターの新シナリオも収録。バッドエンド追加・ギャグルートや探索シナリオなどジャンル的にもバラエティ性の強化が図られている。特別編で使用された語り部の立ち絵がリファインされ、新規の立ち絵も多数収録。

再収録シナリオ一覧

特別編

・VNV→語り部の6話。7話目「学校であった怖い話」「恵美ちゃんの坂上君観察日記」は未収録。

追加ディスク

・VNV新装版→岩下明美の語る「新・飴玉婆さん」

・ミッドナイトコレクション2→「鬼哭の章」ほぼ全話(改訂版)

・特別編攻略本に収録された小説「うしろの正面」

最終版(VNV完全版)

実写版。

実写になった理由は、当時スタッフが大量に辞めイラストを描ける人までいなくなってしまったから。

そんな状況で完全新作はもちろんプロのモデルを雇う金もなく、ただのファンが自腹で交通費を払い無償でネットでの中傷覚悟で加工無しのコスプレをしている。それでも足りなかったのか社員も混じっている。

『ぜひ実写でやってほしいという皆様の要望を受け』等と書いてあるがVNVが発売された辺りまでは確かにいたものの、そんな声は最終版発売当時見たことも聞いたことがない。

特に最初から美男美女だったアパシーから入ったファンからの反発が凄まじくまぜこい以上に荒れた。


分岐ありの『教師編/生徒編』シナリオが追加。これは『特別編』にも入っていないのでVNV完全版である。

これが最後のゲームな覚悟があったのかお別れ会のように語り部同士が和気藹々としていて性格が丸い。


実写にアレルギーがある人も『芳ゐ版』『両角版』『慶版』のイラストや『自分で用意した画像』に変更も出来る。

「新堂と風間は逆の方が合ってるな」「福沢だけ両角版にするか」「用意した画像で全員SFCにしよう」とかも可能。

サブキャラのイラストも入っているので「立ち絵観賞ゲーとしていい」なんて声もあった。

Kindle版

ナナコロ復活。

一冊ずつ99円で買える電子書籍バージョン。

どこでも読めて一番安いのでオマケシナリオとか気にしない人はこれがいい。

Amazonアカウントと無料アプリがあれば読める。

後書きが新しくなった。

「このキャラの話だけ読みたい」という人にいい。

VNVでも人気の高い『高木ババア(新堂)』が無料で最後の後書きまで読めてしまう。

ドラマCD版

単品だと2200円。

VNVからは『高木ババア(新堂)』『あなたは幸せですか?(福沢)』『偽りの愛(岩下)』が選ばれた。

関連タグ

学校であった怖い話 アパシー

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました