機体データ
型式番号 | GAT-333 |
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全高 | 17.94m |
装甲材質 | トランスフェイズ装甲 |
動力源 | バッテリー |
所属 | 地球連合軍、大西洋連邦 |
パイロット | エドワード・ハレルソン |
概要
地球連合軍の制式量産型MS。
本来の開発計画に基づいて生産された制式仕様機で、型式番号はGAT-333で、型番から判る通り「GAT-X370 レイダー」よりも先に開発された機体だが、実際の就役は後となった。
その理由は、ムルタ・アズラエル率いるオーブ侵攻艦隊でこの333型の機能の一部と変形プロセスを簡略化したものが急遽建造されたX370型が先に実戦に投入されたことにある。
結果、先行配備されたX370型のデータのフィードバックにより可変MSとしての高い完成を見た。武装は実弾機銃に換装されたアフラマズダを始め、実体弾武装がメインとなっている。
X370型に実装された武装の多くは生体CPUが運用する想定のものであったため、頭部ツォーン、2連装52mm超高初速防盾砲、破砕球ミョルニルは運用に難がある武装として全て不採用になっている。
サブアームに保持される大型の副翼は、翼面のラッチにMS形態時の携行武装やミサイルをマウント可能なウェポンプラットホームとして使用可能となっており、航続距離の延長と戦闘能力を上昇させている。大気圏突入の際に発生する高温度の熱を機体本体から遮断する断熱材の役割を果たしており、大気圏外へ離脱後、専用ポッドを用いて大気圏再突入を行うことで直接目標に降下・攻撃を行う戦法が可能であり、強襲機としての能力はX370型を上回る面もある。
MA形態時は上部にMSを搭乗させることが可能であり、無線コントロールすることでサブフライトシステムとしての運用も可能となっている。
レイダー(後期型)
対PS装甲機用の装備としてビーム兵装に換装した333型。
極僅かだが生産された。
武装
AIM-957Fキングコブラ赤外線誘導短距離AAM
MA形態時の両肩部に搭載されているミサイル。
M2M3 76mm機関砲
両肩に装備されているマシンガン。
MA形態で使用可能。
M20 20mmクロー部機関砲
クロー内部に装備されたマシンガン。
ちなみにこのクローは副翼を保持する他、MSの運搬も可能。
短射程プラズマ砲『アフラマズダ』
X370型に装備されたものと同じエネルギー兵器。
20mmクロー部機関砲から換装する形で、後期型が使用する。
副翼
20mmクロー部機関砲のクローで保持する大型の副翼。
副翼上のウェポンプラットホームには各種兵装・オプションを搭載可能。
GAU-8M2 52mm機関砲ポッド
副翼のオプションとして搭載可能な実弾武装。
MX703G ビームライフル
105ダガーの主兵装として装備されているビームライフル。
52mm機関砲ポッドから換装する形で、副翼のオプションとして搭載可能。
後期型が使用する。