フータ
ふーた
概要
『どうぶつの森シリーズのキャラクター。『どうぶつの森+』から登場。フクロウ(耳のような羽があるためミミズク)をモチーフとしている。
24時間営業の博物館の館長を務める学芸員。フクロウということもあってか、昼間は話しかけられるまで立ったままうたた寝している。妹に天文学を専攻するフーコがいる。
名前の由来はおそらく英語でフクロウの鳴き声を表す「hoot」(フート)から。
英語版の名前は「Blathers」で、「(長ったらしい)戯れ言」「ぺちゃくちゃ喋る」などを表す「blather」が由来と思われる。
普段は穏やかな人物で、やや気弱で小心者なところが見られる。真面目だが冗談が通じない人物というわけではなく、時にジョークを織り交ぜた解説もしてくれる。
年齢は『おいでよ』の時点で「大学出たて」、「ギリギリ20代」とのこと。その割に「カンロクがある」と住民から言われたり、妹のフーコと比べ「とんでもなくトシがはなれてるように感じる」と言われたりしている。
ゲームの仕様から化石、魚介類、虫、美術品など取り扱う分野はかなり広い。
本人は化石や古生物学が大好きで、化石について語らせると普段の口調がやや崩れ、「〜ッス」などが混ざったハイテンションで熱っぽい語り口になる。
もともと『どうぶつの森+』および『e+』では化石鑑定士の資格を持っておらず、「ファーウェイ博物館」に手紙を送って1日待ってから鑑定を行うという仕組みになっていた。その後、『おいでよどうぶつの森』では鑑定士の資格をとり、その場で鑑定を行うことが可能となったほか、未収蔵のものでも「一旦持ち帰る」ことも可能になった。
その一方で大の虫嫌いである。寄贈や解説のために目の前に出されると、文字通り「鳩が豆鉄砲を食らった」かのように驚愕し、解説を渋ったり幾分主観的なコメントをする。この虫嫌いはたびたび公式漫画やアンソロジー、二次創作などでネタにされている。
なお、『おいでよ』ではあれを寄贈すると「コケー!コッコッコ!」と鳴き声まで変わるほど驚く。
魚介類は生態のほか「味」へのコメントが妙に充実している。『あつまれ』ではなりを潜めたが、サケの説明は完全に切り身状態の事だけで生態に関してはほぼ話しておらず、しかも寄贈後の水槽に張られているポスターに描かれているのは切り身。
どうやらサケが好物らしい。
美術品についてはあまり詳しくないのか受け取った時点では軽く流している。『あつまれ』では美術品の説明を「プレートで見てくれ」と開き直っていた。
『ポケットキャンプ』では博物館機能自体が存在しないため長らく未登場であった。
「フータの探検スゴロク」で登場し、地図ごとに決められたアイテムやベルを消費することで他の素材やリーフチケット、新しい住人を呼んだりすることができる。
『あつまれどうぶつの森』では、グラフィックスの向上で現代的かつより大型の展示室となった博物館を相変わらず一人で切り盛りしている。虫フロアのタランチュラやサソリの飼育ケースの奥にある一角はおそらく彼の研究室となっており、カやハエなどのケースの片隅にハエ叩きや殺虫剤と思われるスプレー缶も確認できる。