風車の形状は一般的なプロペラ型以外に、ダリウス型、サボニウス型など、様々な形状のものがある。
特徴
風がふく場所であれば発電でき、何も排出しない。このため、CO2等を排出する火力発電に変わるクリーンエネルギーとして期待されている。
風力の変換効率は高い(40%)のだが、風力や風向きは大きく変化するので効率は自然条件に大きく左右される。風が吹かない場合は発電できないのはもちろんだが、台風などの強風下では風車や発電機の破損を招く恐れがあるのでブレードの角度(ピッチ)を変えて速度を抑制し、さらに強い風が吹くと保護のために発電を休止してやり過ごす。
課題
それでも毎秒70mを超える猛烈な暴風は想定外であり、この風速を超えると風車が倒壊する場合もある。もっともこの風速は信号機や電柱が倒壊するレベルだが。
また大雪のために風車が倒壊してしまうケースもある。
風力発電の抱える問題点
クリーンエネルギーとして持て囃される事が多いが、風力発電は低周波振動という厄介なものも発生するケースがあり騒音公害を引き起こして問題になる事もある。
また大規模な風力発電所などを建設するために森林が削られ野生動物の住処が奪われる事もある。地球の為、CO2の排出を減らすためという名目の元犠牲にされる動植物の命もあるのだ。