曖昧さ回避
- 「球」を表すドイツ語(Kugel)。
- お菓子の1つ。プディングに似ている。
- アニメ『翠星のガルガンティア』の登場人物。本記事で解説。
- 『ヘタリア』の登場人物。⇒クーゲルムーゲル、クーゲルちゃん
- ゲーム『アトリエシリーズ(マリーのアトリエ、エリーのアトリエ)』の登場人物。
- ゲーム『Splatoon』シリーズに登場するブキ「クーゲルシュライバー」の略称。
人物像
CV:小野友樹
人類銀河同盟の軍人で、階級は中佐。
主人公レドの上官にあたる。
ヒディアーズの駐留する宙域から同盟軍が撤退する際、自ら殿を努めレドを送り出すが、消息不明となる。
その後、レドとチェインバーのように地球へ漂着。
そこで風土病に罹ったため減菌状態のストライカー機内に留まっている。長い間コックピットに引きこもっている為、髪や無精髭が伸びている。
レドが漂着した場所から丁度地球の裏側に着いたクーゲルはそこで出会った船団に秩序を与えて従わせてクーゲル船団を形成。
住民からは教祖のように、ストライカーは神の使者「雷の巨人」として崇められており、姿を直に見せないことで恐怖と畏怖を覚えさせ、ストライカー機内から指示を出して船団を率いている。
地球で自らの船団を中心に地球人類に同盟の思想を啓蒙して、クジライカ=ヒディアーズを討伐し、地球人類を統合しようと考えおり、ピニオンやラケージらを傘下に加え、その上でレドに協力を求めた。
ヒディアーズの真実は以前から知っており、同盟上層部では暗黙の了解とされていた事をレドに明かしている。
外部リンク
関連イラスト
関連タグ
翠星のガルガンティア レド チェインバー ストライカー ヒディアーズ 中佐
真実(ネタバレ注意)
地球に飛来したクーゲルは海賊四姉妹の末妹・リナリアと出会い、自らを空神の使いとして彼女の後ろ盾となって海賊を統率し、リナリアはクーゲルの求める情報を探すという協力関係を結んだ。
海賊団は巨大船団として成長し勢力を拡大。船団は地球と同盟は異なる地として同盟思想はなかったが、リナリアの死を機に弱者を排除する同盟思想に基づいた秩序の船団とした。
ガルガンティア船団も併合しようと啓蒙作戦をレドに命じたが、レドはこれを拒絶しチェインバーに乗ってストライカーと交戦。
奮戦の末にレドはストライカーを押さえつけてコックピットを開けるが、クーゲルは既に死亡しており、その亡骸は外気に触れるとレドの目の前で風化し崩れ落ちた。
実際にはクーゲルは風土病ですでに死亡していたが、ストライカーは単独でクーゲルの遺志を受け継ぎ同盟思想の下に船団を操っており、レドや船団の民に対してはクーゲルの姿と音声を再現してその死を欺いていた。