概要
【破壊力 - A / スピード - A / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - C / 成長性 - A】
手から出るシールを貼った物体は二つに分裂し、剥がすと破壊を伴って一つに戻る能力。
- 片方にシールが貼られている以外は全く同じコピーが作成される。コピーとオリジナルどちらにシールが残るかはその時々による。また同じ物体に複数のシールを貼ることもできる。
- シールを生物に貼った場合、貼った部位だけが分裂する。ASB以降のゲーム作品では自身の四肢を倍に増やして攻撃の手数を増やすといった芸当も。
- シールはスタンド以外の物理現象の影響も受け、剥がれたり燃えたりもする。一方でシールは物体だけでなくスタンドに貼り付けることもでき、劇中では幽霊やスタンドが再現する過去像などを分裂させている。
- シールが剥がれた物体の間には、一つに戻ろうと互いに引き寄せ合う力が生じる。この引力は物体の大きさや距離に関係なく生じ、大人4人+小学生が宙を舞うほど強い。
- コピーは破壊されても、シールを剥がせばオリジナルと引き寄せ合い元の状態に戻る。これを利用して、クレイジー・ダイヤモンドのように一度破壊した物体の中に敵を閉じ込めるという使い方もある。
- シールが剥がれた際に生じる破壊は軽い裂傷程度であり、深手には至らない。ただし前述の「一つに戻る力」の勢いが強いため、挿入されたスタンドDISCを弾き飛ばす程の衝撃が走る。
能力の汎用性が高く攻撃にもサポートにも役立つので、何かと重宝した。
第6部のクライマックスは主要人物が誰ひとり欠けても成立しないという構成になっているが、中でもキッスの能力は承太郎を連れてくるという点でひときわ大きな役割を担ったと言える。
ちなみに、スタンド自体の破壊力も高い。ステータスだけを見ればスタープラチナとほぼ互角。(劇中描写から察するに「射程A」は恐らくシールの持続射程であり、スタンド自体は拳で戦うゴリゴリの近距離パワー型)
さすが兄貴だ……。
スタンド名の元ネタはアメリカ・デトロイト出身のロックバンドKISSから。