「闇の中より甦りし者 リンプ・ビズキット」
「我とともに来たれ…」
概要
【破壊力 - なし / スピード - B / 射程距離 - B / 持続力 - A / 精密動作性 - C / 成長性 - E】
男囚スポーツ・マックスがエンリコ・プッチより与えられたスタンド。元の本体が誰なのかは不明。
死んだ生物を見えない死骸として甦らせる能力を持っている。
蘇ったゾンビは壁や天井を自由に歩行でき、その本能から脳味噌を喰らおうとする。
作中では刑務所内の墓地に安置された遺体、ワニや小鳥の剥製、更にはホワイトスネイクに渡されたDIOの骨やスポーツ・マックス自身をもゾンビ化している。
見えないゾンビは骨が折れようが体の一部を切り離そうがお構いなしに動けるため、スポーツ・マックスはこれを利用し自身の首と体を分離させるどこぞのゲスめいた戦法も取っていた。
スタンド像は不明。一部ファンの間では「スポーツ・マックスが持った薔薇の花に出現した蛆虫がリンプ・ビズキットの姿ではないか?」とする説もある。
TVアニメ版のアイキャッチではエルメェスによってパイプの中で溺死させられ、自らも見えないゾンビとなった後に「ビッチ系ビッチ」の女囚シャロンの血を浴びて、身体が実体化された時の姿がスタンド像として採用されている。
名前の元ネタはアメリカのニュー・メタルバンド「Limp Bizkit」から。
類似するスタンド
DIOの配下、エンヤ婆のスタンド。『ゾンビを使役する』点で似ているが、こちらは体を透明化させるなどの著しい変化は見られない(強いて挙げれば舌が尖っているくらいか)。
透明の赤ちゃんこと静・ジョースターのスタンド。明確なスタンド像が不明の点も共通しているが、こちらは常時発動している他、無生物まで透明化させる違いがある。
ボス親衛隊の1人、カルネのスタンド。『本体の死後でも発動する』スタンド繋がり。
余談
一部のファンから「どこぞのゲスのスタンドと同様、条件付きの射程距離∞」と見られている。
その理由としては、
- リンプ・ビズキットのゾンビに人が襲われる
- 脳を食われて死亡した被害者が新しいゾンビになる
- 新しいゾンビが別の人を(以降は無限ループ)
- 脳を食われて死亡した被害者が新しいゾンビになる
である。
無論、その意見に対し「脳を損壊した人間がリンプ・ビズキットの能力の対象になるのか?」と疑問視されているが、劇中では動物の剥製=皮と骨だけの死骸をもゾンビ化しているため、上記の仮説は十分にあり得ると思われる。
関連タグ
ジャスティス・振り返ってはいけない小道:ラストサバイバーの禁止区域の攻撃キャラ繋がり。