概要
カブによって内心が表に出るようになった小熊と次第に小熊に染まっていく恵庭椎のタグである。
椎が本格的に作品に絡んできたのは小説2巻からであるが、アニメでは第1話の初めの部分でこの2人は鉢合わせになっている。とはいえ小熊がシティサイクルで学校へ向かっている時に
椎がアレックス・モールトンであっさりと抜かしていく様子のみで、挨拶すらなかった。
尤も当初の小熊はぼっちで、第2話で礼子と絡むまではクラスメイトの誰とも絡もうとしなかったため、椎に対しても例外ではない。
アニメ第7話で学園祭の準備のため椎が本格的に登場するようになったが、最初はやはり礼子に対してのみ挨拶をして小熊は無視であった。しかしトラブルのため学園祭で行なうカフェの道具が調達できなくなり
困り果てていた中、流れてスーパーカブを馬鹿にされたことに立腹した小熊が礼子と共に調達支援に乗り出し、無事カフェを催すことができた。この件で始めて小熊と椎が絡むようになる。
その後は椎の家に招待されたりするも小熊と椎の間は少なからず距離が残っていたが、アニメ第10話の最後でモールトンごと川に転落した椎が電話で助けを呼んだのは消防でも両親でも礼子でもなく小熊であった。
緊迫した状況を察知した小熊はアニメ第11話で椎を助けに向かい、椎を発見。なぜか救急車を呼ばず椎をカブの前かごに乗せて自分の家に連れて行く行動は物議にはなった(アニメでは意識が朦朧としている椎にビンタまでしている)が、
ともあれ椎は小熊のおかげで一命をとりとめることができた。
この件でモールトンは大破してしまい、ショックを受ける椎に何もできない小熊(と礼子)であったが、春が近づくにつれ「桜を見に行こう」となり、カブ2台(椎は礼子と二人乗り)で鹿児島の佐多岬へ向かうことになった。
この旅でカブに感化された椎は戻ってきた後自身も免許を取得してリトルカブを購入し、三人でドライブするところでアニメは終了した。
タグについて
小熊と礼子のタグであるれいこぐ同様小熊と椎のカップリングタグの一種である。どちらかといえば椎のほうが小熊に対して積極的にデレているためしいこぐともいえるが、小説や漫画では小熊が椎のことを心配している描写が先であったためこぐしいとしている。
椎が本編に絡むようになったのが遅かったためアニメではれいこぐと比較して描写は少ないが、小説では大学進学を機に椎は小熊と一緒に住もうと準備をしていたほどである(椎と小熊の大学が離れているため果たせなかったが)。
れいこぐ同様この関係とも捉えられるが、れいこぐは礼子が旦那側なのに対しこぐしいは小熊が旦那側との違いがある。
三人が描かれた場合れいこぐとタグ併用も可であるが、1作品につきタグは10個までという制約があるため、れいこぐしいにまとめたほうがいいと思われる。