ガロア「俺は掃除係に落とされた。密かに逆転のチャンスを狙っていた!そんなある日、この不思議なエネルギーに気付いた。俺はここで極秘に研究を続け、遂に今日この日を迎えたという訳だ!」
シュバリエ「貴様、何を企んでおる!?」
ガロア「知れた事よ。バルガイヤーの艦長は、このガロアだと言う事を証明する為だ!」
概要
第44話に登場したガロアの専用機。
ガロアがバルガイヤー内で発見した謎の超エネルギー(※バルガイヤーの生体エキス)で強化したゴルリン36号が、ブルドーザーやパワーショベル、クレーン車等の複数の重機を吸収した事で誕生した巨大ロボットで、全身に重機の意匠が見られる重厚な姿をしている。
頭部にガロア用のコクピットが設置され、更にパソコン通信への割り込みや傍受が可能な通信機が追加されている。だが、最大の特徴は何と言ってもその重厚な外見に違わぬパワーと堅牢な装甲で、左腕のショベルアームはスーパーファイブロボのスーパーベクトルパンチを片手で受け止める程。
それ以外の兵装として電撃と胸からのキャノン砲があり、後者はスーパーファイブロボを一撃で破壊する程である。
活躍
第1話で破壊されたニュータウン小学校が再建され、離れ離れになっていた教え子たちとの再会を楽しみにしていた出勤途中の星川兄弟に襲い掛かる。ファイブマンはスーパーファイブロボで迎え撃つが、パンチを片手で受け止めた上で胸からのキャノン砲の一撃により、わずか3分足らず(※ドンゴロスの目測。正確には2分59秒9)で大破させてしまう。尚、この時破壊されたスーパーファイブロボは、首と左腕がもげた状態であったため、当時の子供たちにトラウマを植え付けた。
その後、シュバリエから「ファイブマンの死体を確かめるまでは、勝ったとは言えんぞ」と言われ、彼等が避難したと思しきマグマベースの破壊を目論むが、肝心のマグマベースはアーサーの機転で宇宙まで避難していた。その際、兄弟先生へ教え子たちの通信がガロアにも届いた。
そしてガロアは、再建されたばかりのニュータウン小学校をターゲットに定め、破壊予告でファイブマンをおびき出そうとする。ロボ無しで立ちはだかったファイブマンに攻撃をしようとしたところ操縦席をアースカノンで狙い撃ちされ、その隙に宇宙から降り立ったマグマベースの一斉砲撃で倒された。
ビッグガロアンは倒されたものの、スーパーファイブロボを大破させるという戦功を挙げたことで、ガロアは復権した。
余談
デザインは篠原保氏が担当。