CV:置鮎龍太郎
概要
ギルド《アインズ・ウール・ゴウン》の前身となった「最初の九人」で構成された集団(クラン)、《九人の自殺点(ナインズ・オウン・ゴール)》の発起人。
種族は蟲系の異形種。職業は戦士系最強職『ワールド・チャンピオン』。ギルド内で最強、かつゲーム中でも屈指の実力者。二つ名は”純銀の聖騎士”。
異形種を理由にPKに晒されて、ゲームにうんざりしていたモモンガを仲間に勧誘した。モモンガにとっては自分を救って仲間に迎え入れてくれた大恩人にして、初めて出来た友人でもあった。
クランではクラン長を務めていたが、弐式炎雷からナザリック地下大墳墓発見の報告が上がった定例連絡会で、クランの解散及びギルドの創設を提案、ギルド長にはモモンガを推薦した経緯がある。
所属NPCセバス・チャンの創造主。
人物像
ギルメンの中では最も「正義」に拘った男で、それに相応しい正義を愛する人格者でもある。ただし怒ると怖いらしい(これらの性格は、創造したNPCであるセバスに受け継がれている)。
特撮が好きという一面を持ち、話を振られると熱弁する程であった。
リアルでは高収入のエリート警察官で、美人の妻子を持つマイホームパパという完全なリア充。
あまりにも勝ち組だったためウルベルトから嫉妬され仲が悪く、更にいざこざが原因でウルベルトと最も親しかった「最初の九人」の一人が引退して以降、それが激化した。
その一方でナザリックの攻略成功のお祝いの際には、親しげにお互いの肩を叩き合っていた。
なおウルベルトとの仲の悪さは、互いの創造したNPC達へしっかり受け継がれている。
強さ
《アインズ・ウール・ゴウン》の数少ないガチ勢プレイヤーの一人。
戦士系職業最強にして、プレイヤーから公式チートとまで恐れられた『ワールド・チャンピオン』の優秀なステータス補正とスキルに、非常に高いプレイスキルを併せ持ったPVPの名手。
その総合戦闘力はギルド最強、ユグドラシル全体でも三位にランクインしており、ナザリックの全階層守護者が束になって掛かっても勝利可能とされている。
ギルメン全員の能力や全スキルを八割の精度で再現できるパンドラズ・アクターでさえ、例外的にたっち・みーの『ワールド・チャンピオン』に関連するものだけは、全く再現する事が出来ない。
また、『ワールド・チャンピオン』は世界級(ワールド)アイテムの効果を固有スキルによって自力でレジストする事が可能な唯一の存在だったため、これも強さの重要な要素の一つだった。
この様にあまりにもチート過ぎたので、書籍版では弱体化してしまった。