「今一度 表舞台で輝きを」
概要
サクセスが初搭載されたパワプロ3に登場した最古参キャラ。鋭い眼光・頬の傷跡が特徴的でプレイヤーからは佐賀か佐賀さんと呼ばれる場合が多い。
下の名前は長い間不明だったがサクセススペシャルで判明した。
人物
初登場のパワプロ3では同じチームの先輩である。時に厳しいが優しさも兼ね備えた頼れる頼もしいキャラで、特訓イベントで広角打法やサヨナラ男といったレアな特能を教えてくれる。
しかし悲運の男でもあり、登場したシリーズでは何かしら不幸な目に遭っている。
・プロでは二軍生活が殆どと言う半ば飼い殺しの状態であり、最終的に引退(パワプロ3)
・鬼ヶ島高校の借金返済の為の試合に敗北、分校に追いやられる(パワプロ99冥球島編)
・パワフェスのエントリーに間に合わず、出場出来なかった(2018、2020)
しかしそんな苦境に立たされても腐る事無く、野球に真摯に取り組む努力家でありパワフェスの紹介文にも「裏に眠る優しさ・強さは本物」と評されており、主人公から救いの手を差し伸べられた時は素直に感謝の言葉を述べ、持てる実力を以て共に戦ってくれると情に厚い。
冥球島編ではその不幸から「勝つ事が全て」と考えていたが、試合後の主人公の説得によって嘗ての優しさを取り戻している。
実力
初めて能力値が明かされたがパワプロ99。
守備のみBで他4項目は全てA、パワーに至っては当時の255段階中220と清本や滝本、バンガードすらも凌ぐ非常に高い数値を誇り、さらにはアベレージヒッター持ちと圧倒的な実力を備え、同作ラスボスで全能力MAXの戸井鉄男を除けば総合力では当時のサクセスキャラは無論、現在の基準で見ても最強クラスの野手と呼べる存在だった。
パワプロ'99の冥球島編でも鬼ヶ島分校の選手として登場。2回戦から登場するチームの選手とは思えない凄まじい能力値は前作と変わらず、仲間にすれば非常に頼りになる。
それでいて鬼ヶ島分校はCPUの操作レベルが低いため選手の能力の高さの割には勝ちやすく、同時に仲間になる選手もそれなりに有力で、さらにはルート固定もないため2回戦の対戦相手としては非常に人気の高いチームだった。3回戦で出場する事もあり、敢えて2回戦を他のチームと戦い3回戦で戦った場合もその頼もしさは変わらない。
パワプロ10のサクセスオールスターズ編でも登場。契約金1億5000万円と高い能力値の割にリーズナブルで、クリア狙いのプレイヤーには人気が高かった。
その後は長らく出番が無かったが、パワプロ2018のパワフェスにて個人エントリーの隠しキャラとしておよそ14年ぶりに満を持しての登場。ステータスは若干弱体化したが弾道と捕球に関してはパワプロ10の時から強化されており、弾道3、AACCCDと高水準の能力値に加え、アベレージヒッター(加えてサヨナラ男、送球C)を備えた、野球の鬼にふさわしい頼りになる選手になっている。
本作では必ず最大レベルの13で仲間になるため、選手が育ち切っていないうちは特に強力な存在。
パワプロ2020のパワフェスでも引き続き登場。能力も嘗てのステータスに準拠した値に上方修正され走力と肩がA、守備力がBに。パワフェス出席の外野手でも非常に高い水準で纏まっている。
但し加入条件はかなり厳しく、どちらのバージョンでも1~3回戦を全て1点差で勝利しなければならない。点数調整を行おうとすると条件を満たすのが中々難しく、対戦相手のチームメイト勧誘条件次第では戦力が不十分な状態に陥る事もままある為、狙って仲間にする場合はある程度プレイヤーの技術も問われる事となる。