チュッピはこういうのが好きなんだろ?
ちゅっぴはこういうのがすきなんだろ
解説
『プリマジ』の世界観ではマナマナ(魔法使い)が住む魔法界とチュッピ(魔法が使えない人間)が住む人間界が存在している。人間界で人気のプリマジのステージに立つプリマジスタは必ずマナマナ1人とパートナー契約を結び、世界中のあらゆるコーデカードを収集するためのコーデブックを手にすることがデビュー条件とされている。
人間界ではマナマナや魔法界の存在はプリマジスタやごく少数の関係者にしか知られていないが、マナマナたちは全てのコーデカードを収集して願いを叶えるためプリマジスタの候補となるチュッピをスカウトしており、みゃむの場合は陽比野まつりがそのスカウト対象であった。
そして紆余曲折を経てプリマジデビューしたまつりに対し、自分が魔法使いであることを証明するとばかりに空飛ぶ箒を召喚した時にみゃむが発したのがこのセリフである。発言の意図は「マジ(魔法の力)を使えば道具に頼らなくても空を飛べるが、マジが使えないチュッピは箒に乗って空を飛ぶシチュエーションに憧れている」と言うマナマナの間のチュッピ(とりわけ物語の世界に登場する魔法使いに憧れる少女)に対するステレオタイプを指しているのだろうと考えられる。
しかし、第2話アバンでは動力源のワッチャが切れて墜落し、フェスリダ学園長の助けで大惨事はまぬがれたものの人間界での魔法の乱用を叱責される破目となってしまった。
反響
人間界に降臨した直後のみゃむは(人生経験の面から致し方ない点もあれど)「魔法が使えないチュッピ」に対する偏見とも取れる言動が幾分見られたため、視聴者の間では魔法界でマナマナ側のチュッピに対するヒエラルキーが固定化されている可能性を考察する反応もあった。
元ネタは恐らく2015年頃にTwitterで流行した「#男の子ってこういうのが好きなんでしょ」タグだと思われる。