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土門竜介の編集履歴

2021-10-10 20:20:08 バージョン

土門竜介

どもんりゅうすけ

土門竜介とは、『宇宙戦艦ヤマトIII』と『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち』の登場人物である。

「古代先輩と同じ戦闘班の砲術科を志望します!」

概要

CV:田中秀幸(ヤマトⅢ)、畠中祐(2205)


 『宇宙戦艦ヤマトⅢ』と『宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち』の登場人物である。


宇宙戦艦ヤマトⅢ

復活☆ 第一艦橋の人びと〔6〕

※画像下側の人物


 本作の準主人公の一人(もう一人は揚羽武)。今回の航海で新たに配属された新乗組員。生活班炊事科所属だが、やがて第一艦橋の一員となる。


 『ヤマトⅢ』は原点回帰を狙った作品であり、土門はいわば第一作の古代進ポジション。そのため家族を失った身の上や熱血な性格、最初は上司に反抗的なことなど、古代と共通する点が多い。


 見た目と言い名前と言い熱血漫画にでも出てきそうな雰囲気をしているが、別に暑苦しいキャラというわけではない。


能力

 少年宇宙訓練学校の成績優秀者の1人であり、繰り上げ卒業のメンバーに選出されている。


 戦闘能力は高く、特に射撃の腕は訓練学校内でトップ。

 だが流石に実戦経験を積んだベテラン勢には敵わないらしく、訓練中に頼み込んで主砲の操作をさせてもらったものの、的を微妙に外したため「まだ10年早い」と言われてしまう。

 しかしやがてその実力を認められ、1回だけではあるがなんと波動砲の射手に抜擢される(南部康雄を差し置いて)。


 訓練学校では異次元戦闘を専攻していたため、その方面の知識に精通しており、次元潜航艇との戦いで一役買っている。


 生活班としての能力は可も不可もない感じで、特に大きな功績も失敗も起こしていない。


家族・交友関係

 両親がいたが、ヤマトに乗艦する数週間前、参加した太陽観光ツアーにおいて、ガルマン・ガミラス帝国のダゴン艦隊が処理を怠ったために流れ弾となった惑星破壊ミサイルが観光船と接触。観光船が木っ端みじんになり両親は死亡してしまった。


 訓練学校の同期でヤマトではコスモタイガー隊に所属している揚羽武とは親友の間柄。所属的には生活班と戦闘班というほとんど縁の無い関係だが、プライベートではよく一緒におり、仕事上でも惑星探査時に調査作業を行う生活班と護衛・機体操縦を行う戦闘班として行動を共にすることがある。

土門と揚羽


 炊事科の先輩である平田一からは様々な薫陶を受けたが、出航から間もなくの戦闘で戦死。直前に初めて人(敵兵)を自らの手で殺したことと合わせて土門に大きなショックを与え、精神的な成長を促した。


 艦長である古代に対しては、最初は生活班に配属されたことへの不満を抱いていたが、彼の実力と責任感の強さを目の当たりにして尊敬するようになる。古代側も土門を見込みのある人物として目にかけている。


経歴

 訓練学校の繰り上げ卒業生に選ばれ、ヤマトへ配属。配属部署は戦闘班砲術科を志望していたが、生活班炊事科に配属。理由を聞いても答えてもらえなかったうえ、親友の揚羽が希望通りの部署に配属されたため、この人事をした古代をOB野郎と貶す。

 ヤマトに着任した頃には機嫌も直ったかに見えたが、班長が女性だと知ってまた不満が噴出し、現れた古代とどこのヤンキーものだと言わんばかりに甲板で殴り合う。その後、厳しい大砲撃ちの道を進むためにどん底から這い上がってきてほしいという古代の思いを告げられ、和解する。


 出航直後の訓練ではあまりの厳しさにまた「この艦の艦長は思いやりがない」と愚痴るが、先輩たちがさらに厳しい訓練を行っていることを知って反省する。


 その後は生活班として惑星探査に参加しつつ、その惑星で巻き込まれた戦闘に置いて活躍する。

 やがて次元潜航艇との戦闘中に潜望鏡を発見したことで正体を看破し、古代達に意見具申。これをきっかけに第一艦橋の準メンバーのような立場になっていく。


 最終的には、ハイドロコスモジェン砲による太陽制御を実施しようとした際に、直前に襲撃してきたボラー連邦艦隊の砲撃によってハイドロコスモジェン砲の機構が故障。修理のために戦闘中にも関わらず飛び出し、敵機の攻撃で負傷。死にかけの状態になりながらも修理を完了し、ハイドロコスモジェン砲による太陽制御は成功に終わらせる。

 その後、駆け付けた古代達に看取られながら息を引き取った。


余談

 ヤマトのニュージェネレーションを予感させるキャラだったが、最終話でのあっけない死を迎えたため、ファンからは勿体ないと言われている。

 しかも後期のヤマトシリーズはよく「新キャラを出しては雑に殺す」と揶揄されており、彼はその典型例として挙げられてしまっている。


宇宙戦艦ヤマト2205

ヤマト2205新たなる旅立ちDrawing

 2019年の「宇宙戦艦ヤマト2202 コンサート2019」にて登場することが限定的に発表され、2021年6月の本格的な情報公開で正式に発表された。


 オリジナルと異なり、(最初は)戦術科に配属される。公式サイトでは唯一フード付きの私服姿(添え書きを見る限り第1話用の衣装設定画で、おそらく結城氏の画ではない)。

 声を担当する畠中氏曰く「とある過去のつらい出来事を抱えながら、ヤマトを、そして古代進を自分の目で見極めるためにこの船に乗り込む」とのこと。


 地球防衛軍と取引がある会社の社長の息子だったが、古代進と森雪を高次空間から救出するために時間断層を放棄したことがきっかけで会社は倒産。父親は古代たちがヤマトで帰還したその日に交通事故(自殺の疑いあり)で死亡した。宇宙防衛大学を首席で卒業するが、父親のこともあり本来ならヤマトへは配属されないところを、自ら経歴を改竄して乗り込む。ヤマト出港時には古代の命令により操艦を担当する。その後、経歴改竄を問題視され軍籍剥奪されかけるが、平田一が古代の許可を得て主計科に引き取る。


関連タグ

宇宙戦艦ヤマトⅢ 宇宙戦艦ヤマト2205

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