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ボラー連邦

ぼらーれんぽう

『宇宙戦艦ヤマトⅢ』に登場する軍事国家で、ガルマン・ガミラス帝国と銀河を二分する大勢力。
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概要

 『宇宙戦艦ヤマトⅢ』において登場する軍事国家で、ガルマン・ガミラス帝国が登場するまでは銀河系の半分以上を手中に収めていた大国である。指導者はベムラーゼ首相(後に戦死してしまうが)だが、首相とは言うものの事実上は独裁者とあまり変わらない。ボラー人は、ガルマン人やガミラス人にやや近い、水色の肌を持つ民族である。なお、保護国として登場したバース星系の人間は黄緑の肌をしている。
 ボラー連邦は勢力の拡大を図る為に、周辺の星々に対して『主権の保護』や『独立の保護』を名目として傘下に加えていった模様だが、その実態は属国として制圧・支配していったと言うのが正しい。実際、バース星総督府での歓迎会の折に、その事について佐渡酒造は、「侵略しただけじゃ」と辛辣に指摘している。
 さらに反抗的な人間を極寒の惑星(収容所惑星)へ強制収容し、そこで重労働を強いている。これはガルマン星にも同様で、ガルマン人に対して過酷な重労働を強いていたのである。
 またボラー連邦という国家は、米ソ冷戦時代におけるソヴィエト連邦をモデルした国家であり、極寒の地をイメージした惑星が多々描写されていたり、作曲されたBGMもソヴィエト連邦の民俗音楽をモデルとしたものが多いのが特徴の一つである。
  銀河系を二分する勢力だけあって、その軍事力は強大なものであると推察できる。特に物量戦によるゴリ押しは常套的戦法と言えるだろう。ただし属国に配置されている兵力はそれほど強大でもないようで、バース星の艦隊は脆くもダゴン将軍の第18機甲師団に敗れ去っている。
 太陽系における決戦でベムラーゼ首相が戦死したあと、ボラー連邦の内部事情はまったく描かれていなかったが、銀河交差現象時に存続していたことは確認できる。ただし、銀河交差現象に巻き込まれた後の様子は不明である。

軍事力

 ボラー連邦は大国であっても脆弱である、という考え方が視聴者たちの間で強いものとなっているが、決してそうではない面を確認できる。ボラー連邦の戦艦Aは、ガルマン・ガミラス帝国の大型戦闘艦を一撃で貫通させるだけの大口径砲1門を装備している上に、戦艦Bは惑星を破壊可能な大型ミサイルを戦艦に搭載している(ガトランティス帝国のミサイル艦に通じるところがある)。
 さらに駆逐艦であるデストロイヤー艦(ボラー連邦)には、スペースロックと呼ばれる対艦ミサイルが配備されているが、蛇行運動という独特な軌道を描きながら敵艦に命中させるミサイルには、ヤマトも苦戦を強いられている。甲板上から上方に向けて打ち出されるVLS方式を採用している。
 また、前線基地よりミサイルをワープさせて直接にガルマン星を直接攻撃するなど、その軍事科学力は決してガルマン・ガミラス帝国に劣るものではない。極めつけは機動要塞ゼスパーゼの存在で、この要塞は従来のデスラー砲クラスを数十発分命中されるが、びくともしなかったのである。しかもブラックホール砲という連射の利く凶悪な兵器によって、デスラー総統率いる100隻もの大艦隊は短時間のうちに全滅に追いやられているのだ。
 因みにボラー連邦の採用する主砲形式は独特なもので、全てが格納式(或いは半格納)かつ砲塔が固定されている為に射角が変更できない(上下角は調整可能)という特徴がある。これにも2タイプ存在しており、甲板と一体化した板状のタイプと、砲塔基部が展開して砲身が伸縮するタイプに分かれる。
 他の勢力では、このように射軸が固定された主砲を主流に採用しているのは『宇宙戦艦ヤマト復活篇』に登場するエトス戦艦フリーデ戦艦にも確認できる。一見すると何とも非効率的な武装と思われるが、これはボラー連邦の物量における火力を最大限に発揮する事を重視した結果であると考えられる。大軍であれば細かい艦隊運動を必要とすることもなく、ひたすら火力で揉み潰せばよい、という考えであれば納得のいく方法である。
 作品は異なるが、銀河英雄伝説に登場する戦闘艦が一つの良い例であり、これらは艦首に主砲を集中的に配置して正面攻撃に特化している。

傘下国

 劇中において、ボラー連邦の傘下国として登場した星系はバース星のみである。なお、ボラー連邦の支配勢力から逸脱した箇所に存在しているが(劇中の支配勢力説明図において)、辺境の惑星として位置していることが伺える。
 その反面にバース星が大敗した方を受けたベムラーゼ首相が、わざわざ辺境の惑星へ視察に出向いていることもあって、戦略的価値は決して低くはない事も伺える。ただし、地球のあるオリオン腕一帯には確たる勢力版図を築けてはいない事も見えてくる。
 が、当星系の総督であるボローズに呆れ、不手際の連続を重ねた彼と星諸共を消し飛ばすと言う暴挙を行ってしまい、宇宙から消えてしまうという不遇の結末を迎えてしまった。

主要人物

ボラー人

ベムラーゼ首相
ゴルサコフ総参謀長
バルコム司令官
ハーキンス中将
ボローズ総督
レバルス警備隊長

バース人

ラム艦長

主要兵器

ゼスパーゼ機動要塞
ベムラーゼ艦
ゴルサコフ艦
ハーキンス艦
ラジェンドラ号
戦艦A
戦艦B
バルコム艦
大型空母
戦闘空母
デストロイヤー艦
ワープミサイル

関連タグ

宇宙戦艦ヤマト ガルマン・ガミラス帝国

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