概要
『ヤマトよ永遠に_REBEL3199』に登場したデザリアムの巨大物体。
第一章『黒の侵略』第1話にて、地球の首都「新都」郊外に着陸した。
2024年12月現在、第一章及び第二章のみの情報なので記載できる情報量には限度がある。
今後、新作公開による情報開示とともに追記予定。
外見・性能
旧劇場版『ヤマトよ永遠に』に登場した重核子爆弾に相当する存在であり、外見にも重核子爆弾のデザインが盛り込まれているのが特徴。
しかし、公式サイトの記載などを見るに、純粋な爆弾だった重核子爆弾とは異なり、地球侵攻作戦の司令部機能を有するデザリアムの移動要塞とされている。
広範囲に届く赤い光を発し、それを浴びた艦艇を機能停止に追い込む攻撃が可能。この光を見たボラー連邦のボローズは『宇宙全てを凍てつかせる魔女の息吹き』『ウラリアの光』と呟いていた。
経歴
ヤマトよ永遠に REBEL3199
ボラー連邦が地球連邦に対して何度目かの領海侵犯を行ったのと同タイミングで出現。第十一番惑星宙域にてジェルバ・グダン率いるボラー連邦辺境巡視艦隊の後方に突然ワープアウトしたため、ボラー艦隊は急遽迎撃行動を取るが、グランドリバースの位相変換装甲を前にエネルギー兵器は通じず、逆にグランドリバースが発する『ウラリアの光』がボラー艦隊のうちの2隻、そしてボラーと相対していた地球艦隊の波動エンジン等を停止させる。そのままグランドリバースは第十一番惑星を通過し、地球に向けて侵攻しようとしていた。
第十一番惑星通過後は火星の近海に布設された波動共鳴機雷原、アスカ級が発射した防壁弾、さらに第28護衛隊が発射した拡散波動砲の合計三段階の迎撃も物ともせず突破し地球に侵攻。地球圏でに待ち構えていた無人艦隊による迎撃も突破し、ついに地球に降着する。
以下、第二章『赤日の出撃』ネタバレ注意!
スカルダートが語るところによると、このグランドリバースはデザリアムの技術で再現したコスモリバースシステムの複製品であり、これにイスカンダルのかけらを組み込むことで、「大喪失」にて荒廃した未来の地球を復興させるためのものらしい。
しかし一方で、きな臭い事実も判明。
第二章にて、アルフェラッツ含む第11戦隊と領海侵犯をしたボラー艦隊が観測した赤い光は重核子を崩壊させて作るものであり、浴びた人間は脳が「初期化」され自我を失ってしまう事が判明した。(旧作の重核子爆弾は脳細胞をただ破壊し即死させるものだった。何気に旧作より恐ろしい。)
より詳しい設定は、公式が公開している『今日の科学』第四回で解説されているが...。
簡単に言うと「生命維持に必要な呼吸や食事などの行為は継続可能なまま、意志を司どる脳の部分だけ初期化させる」と言う機能である。
そのため、この赤色光を浴びたアルフェラッツの乗組員は死亡こそしてないものの、完全に意志を失った状態で持ち場で待機していた。
デザリアムが自分たちの過去であるはずの地球になんでこんな物騒な兵器を持ち込んだのか。
真田は「自分たちが受け入れられなかった際、強制的にデザリアムと同化させるための最終手段」と推理しているが...
なお、第二章作中でデザリアムは地球政府が何度も提出したグランドリバースの赤色光を浴びた第11護衛隊の救援の願い出を悉く拒否していることが判明している。