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ガルマン・ガミラス帝国

がるまんがみらすていこく

『宇宙戦艦ヤマトⅢ』にて登場した軍事大国。旧ガミラス帝国総統デスラーの手により新生した新たな国家である。首都星はガルマン・ガミラス星(旧ガルマン星)
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概要

 『宇宙戦艦ヤマトⅢ』および『宇宙戦艦ヤマト完結編』に登場する銀河を二分する軍事国家。ボラー連邦とは対立関係にあり、激しい戦闘を繰り返している。
 惑星ガルマンに住まう人々は、ガミラス人の先祖に当たる。しかしボラー連邦に支配されており、それを旧ガミラス帝国指導者であったデスラーが解放。その後、ガルマン・ガミラスと名を改めて新帝国の樹立を宣言すると同じく、国民から正式に指導者として選ばれる。
 ボラー連邦指導者ベムラーゼ首相との決着を着けるものの、その後の銀河交差現象によってふたたび国家が崩壊すると言う不運に見舞われてしまった。
 因みに国家の中枢は、デスラー率いるガミラス人と、この星の住人であるガルマン人の混成である。新型デスラー艦や惑星破壊ミサイルなどの兵器も充実し、ヤマトシリーズでもトップクラスの兵力を誇る。

経歴

建国まで

 デスラー率いるガミラス残存艦隊は、大マゼラン星雲の母星ガミラスにて遭遇した暗黒星団帝国を相手にヤマトを共に戦って打ち破り、その後に別れを告げ放浪の旅に出た。長い年月を必要とされたに見えたデスラーであったが、その予想は早い内に解消されることとなった。(ただし、ヤマトシリーズにおける年表に矛盾が生じている部分もあるため、どれ程の年月がかかったのかは不明確である。)
 銀河系中心部に到達し、そこで遂に新天地を発見する。それがガルマン星であり、ガミラス人の先祖が大マゼラン星雲に移る前に暮らしていた惑星であったのだ。
 しかし、ガルマン星はボラー連邦の支配下にあり、住民は奴隷同然の扱いを受けていた。それに激怒しデスラーは、率いるガミラス艦隊を持ってボラー連邦軍を蹴散らし、瞬く間にガルマン星を開放してしまた。
 それを出発地点として、デスラーは周辺宙域にも怒涛の勢いをもって進軍。次々とボラー連邦軍を打ち破り、遂には銀河中心部におけるボラー勢力を駆逐してしまうに至った。それからデスラーは周辺の国家をまとめ上げて、ガルマン・ガミラス帝国を建国。国民たちからは絶大な支持を得て、正式に総統へと就任したとされている。

銀河大戦

 建国後、デスラーは銀河全体を東西南北の戦線に分け、軍事行動を開始する。ボラー連邦はガルマン・ガミラス帝国から見て北部から東部にかけて位置する大国である。そのため、必然的にその戦線は激戦区であったと考えられる。(作中の勢力版図では、ボラー系の勢力でない部分でも抵抗の激しい戦線がある様子)
 特に文明の進んだ星が多いのが、東部戦線であるとされている。しかし東部戦線司令官であるガイデル提督および、その指揮下にある第18機甲師団ダゴン将軍の猛進撃により、破竹の勢いで勢力圏を伸ばしていた。
 しかし西部戦線では、意外な苦戦を強いられたようで、司令官ヒステンバーガーは60%あまりの支配権を獲得する代わりに、師団の3分の1を失うと言う大敗を招いている。ただし、この後はデスラーの激励(もとい脅迫に近いが)によって陣頭指揮に立ち、80%近くまでを獲得した。

東部戦線の暴走

 ダゴン将軍は第18機甲師団を持ってして、ボラー連邦の属国バース星の艦隊を瞬く間に壊滅に陥れた。その結果としてバース星周辺宙域の脅威は無くなり、彼はそのまま快進撃を続ける。が、ここで問題が生じた。それは、地球の開拓範囲であるα星系の惑星を攻撃してしまったのである。
 さらに、逃走したバース星艦隊旗艦ラジェンドラ号を追って太陽系へ侵入。最初こそは太陽系外まで手出し無用とされたが、ダゴンは無視して攻撃。領宙圏内で戦闘を始めてしまった。後に返り討ちにあったとはいえ、ダゴンとガイデルは、この時反撃してきたヤマトに対して目を付ける。
 そこから執拗にヤマトを狙い続けるもダゴンは返り討ちにあって遂に戦死。ガイデルはフラーケン率いる次元潜航艇部隊を使って、自分の居る要塞に引き込みようやく捕える事に成功した。が、デスラーに報告した途端、彼の逆鱗に触れてしまい解放する。どうやらヤマトに邪魔されてしまったせいで、デスラーが訓示した「オリオン腕辺境方面には手をだしてはらなない」という命令を忘れてしまったようである。
 この独断によるヤマトおよぼ地球への攻撃に対して、デスラーは素直に謝罪。逆にヤマトの旅立ちには何かしらの原因があるだろうとして、本国に招待する。ただし、まさか自分の国の戦争が原因で、地球の太陽が超新星化するとは思いもよらなかったデスラーであった。

本国襲撃

 ヤマトを建国際へ招待した後、デスラーは地球の太陽を制御することを約束して工作船団を編成。地球へ向かわせようとしたが、そこでボラー連邦が開発した新型ワープミサイルが、ガルマン星を襲った。防衛システムはワープするミサイルを探知することができず、至近距離へのワープアウトを許したのである。
 自慢の監視システムを突破されたとはいえ、迎撃ミサイルや迎撃衛星による防衛システムにより、数派に渡る攻撃を退ける。だが最後に撃ち込まれてきた巨大ミサイルには成す術もなく、結果としてヤマトの波動砲に救われる形となった。

太陽制御の失敗

 ガルマン帝国の技術力を持ってすれば、太陽の制御は成功する。デスラーは自信たっぷりに言ったが、結果的に失敗した。太陽は核融合を押さえつけられた反動でか、一気に融合反応を増大させてしまったのである。
 太陽制御の責任者であったガルマン帝国のフラウスキー技術少佐は、この失敗は許されるものではないとして、自決(自分の乗艦を太陽に突っ込ませてしまう)と言う選択を持って責任を取った。これを受けてデスラーは、新情報として惑星ファンタムの存在を教えることで、地球への責任を果たそうとしていた。

ルダ王女争奪戦

 新惑星の情報を提供したデスラーだったが、派遣したヘルマイヤー少佐の調査によって、それが幻惑を見せるコスモ生命体だと知ると激怒。古代と地球人の希望を裏切った星だと言って、北部戦線のグスタフ中将率いる艦隊に破壊するよう命令した。(破壊に反発した古代ではあったが、デスラーは信頼を裏切ったことへの責任及び、そうさせてしまった自分を責めており、その汚名をすすぐ意味での処置であったと考えられる)
 その後、銀河を統一したことのある超大国シャルバート星の王女、ルダ・シャルバートの存在を知ったデスラーは、ボラー連邦に先を越されまいとしてグスタフを派遣。一時はヤマトと対峙すると思われたものの、そこでボラー連邦の第8打撃艦隊が出現。ハーキンス中将も奪還しようと攻撃を開始するが、グスタフの捨て身の特攻で相打ちに終わった。
 さらに主力の第1、第2艦隊がヤマトを襲ったが、チートじみたヤマトの本気が始まり、あっという間に全滅すると言う悲惨な結果に終わっている。

シャルバート星

 本願のシャルバート星にたどり着いたヤマトを追いように、デスラー率いる艦隊も到着する。それを追ってゴルサコフ総参謀長率いる空母艦隊が侵入し、艦載機による襲撃を受ける。しかし、ハイパーデスラー砲で瞬時に壊滅。優勢だったのは最初だけで、後の続かないゴルサコフだった。
 その後に、武器を捨てて平和を順守するシャルバート星の事実を知ったデスラーは、シャルバート星の制圧を断念。そのままにしておくことになった。

地球での決戦

 太陽を制御しようとするヤマトを邪魔したのが、機動要塞ゼスパーゼを旗艦とした、ボラー連邦首相のベムラーゼであった。ブラックホール砲というトンデモ兵器で邪魔するが、それに待ったをかけたのがデスラーだった。二人はここで決着と付けるとして、戦闘を開始する。
 序盤はデスラー砲の一斉発射と言う地球艦隊張りな速攻戦を展開するが、今度はブラックホール砲の応酬で艦隊が全滅。双方ともに旗艦のみと言う惨状であった。しかしヤマト乗組員であるパイロットの揚羽が、コスモタイガーⅡで砲門に特攻、その瞬間を突かれ、ハイパーデスラー砲の砲撃を受けて消滅。ベムラーゼも要塞ごと宇宙の塵に成り果てた。
 事実上、ベムラーゼ政権が崩壊したともいえ、今後の展開はガルマン・ガミラスに傾くかと思われた。

銀河交差現象

 突如現れた赤色銀河との銀河交錯現象により、ガルマン・ガミラス帝国は大損害を被ることになった。さらにガルマン星自体も甚大な被害を受けたようで、廃墟同前の姿がさらけ出されていた。デスラーも巻き込まれて死亡したのでは、とヤマト乗組員は考えていた・・・・・・。
 しかし、水惑星アクエリアスの洪水を止めようとするヤマトを救援すべく、デスラーが自ら九千二駆けつけてきたことで、生存が確認された。国家中枢はボラー連邦との星間国境の巡視に出ていた為無事だったらしい(辺境では被害はそれ程でもなかったらしい)。
 その後ディンギル帝国の残党を掃討、ヤマトの最後を看取ったのちに、再び新天地を探しに旅立ったと考えられる。

その後

 『復活篇』では登場しておらず、その後の動向がどうなったかについても一切語られていない。

主要人物

・デスラー総統
タラン
キーリング総参謀長
ハイゲル将軍
ガイデル提督
ダゴン将軍
ヒステンバーガー
グスタフ中将
フラーケン
フラウスキー技術少佐
ヘルマイヤー少佐

主な軍事兵器

・新型デスラー艦
・大型戦闘艦
・中型戦闘艦
・駆逐艦
・二連三段空母
・三段空母(ガルマン版なれど未登場)
・戦闘空母(ガルマン版)
・次元潜航艇
・惑星ミサイル破壊母艦
・デスラー砲艦
・円盤型旗艦
・ガイデル機動要塞
・新反射衛星砲
・双胴戦闘機ツェルテラー
・重爆撃機
・雷撃機

関連タグ

デスラー ガミラス 宇宙戦艦ヤマト ボラー連邦

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