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「宇宙の神は儂一人で十分だ。即刻全員処刑せよ」

概要編集

CV:滝口順平

 『宇宙戦艦ヤマトⅢ』に登場するキャラクター。


 ボラー連邦指導者

 ヤマトシリーズのボスキャラとしては珍しい肥満体形。

 体形もさることながら(ボラー連邦が当初は敵対関係出なかったこともあり)最初はヤマト乗組員に比較的友好的に接し、意見が対立した際はまず言葉で説得しようとするなど、一見するとこれまでの敵ボスとは趣が異なる元首であるように見える。

 しかし、実態は他と変わらぬ独裁者であり、自身を神と称し、意に添わぬものは容赦なく抹殺する冷酷無比な支配者。

 上記の説得も内容は持論の一方的な押し付けであり、それに反論されると即座に敵と見做して攻撃も辞さないなど、かなり傲慢で独善的な人物である。

 その性格から自分以外の存在を神と崇めるシャルバート教は徹底的に弾圧し、信者は流刑地の収容所に収監させている。


 その支配体制は恐怖と権謀術数で押さえつけているという感じであり、そういう意味では他の敵国トップとは違う。

 他の国家指導者はというと、デスラーズォーダーは圧倒的カリスマ性、ルガールは王族兼神官という血筋で支配者の地位を保持しており、スカルダートに関してはそもそも暗黒星団帝国自体に国家体制の描写があまり無い。統治の雰囲気に関しても、常に玉座にふんぞり返って悪の帝王然としているか、逆に積極的に前線で兵士を率いる英雄然としているかの、分かりやすく極端なパターンが多い。

 その一方でベムラーゼは、基本本星に控えつつも、有事の際には状況視察に赴くなどフットワークの軽さもあり(『完結編』以前の作品で“視察”なんて行為が描かれているのはベムラーゼだけ)、ある意味元首として一番現実味のある行動を取っている。


 また、ヤマトはおろか地球にすら終始大して興味がないという点も他の敵国トップとは異なる。

 ベムラーゼ(ボラー連邦)にとって最大の敵はガルマン・ガミラス帝国であり、ヤマトは目障りなハエだが目の前を飛んでいなければ放置しておこう程度の扱い(佐渡酒造曰く「わしらを蚊ほどにも思っとらん」)、地球もガルマン・ガミラスの同盟国(誤解なのだが)だから牽制する程度の扱いである。


 概ねカリスマはないが頭の切れる厄介な大物というのがベムラーゼという人物なのだが、少々常識に囚われ過ぎたのか「たかが宇宙戦艦1隻」と侮っていたヤマトにワープミサイルによるガルマン・ガミラス本星の破壊計画を防がれ、2個の主力艦隊を壊滅させられ、シャルバートの王女を解放させられ……と尽く甚大な被害を受け、最終的に自らデスラーを狩るために出陣せざるを得なくなったのは彼の読みが甘かったと言わざるを得ない。その点ヤマトを警戒し過ぎたスカルダートとは対照的と言える。


 初期設定名は「ベムーリン」。元ネタが何かはお察しください。


経歴編集

 初登場は第13話。衛星国であるバース星がガルマン・ガミラス帝国艦隊に大敗したという報告を受けたため、視察に訪れる。そこでシャルバート信者の囚人の叛乱の報告を受け、全員の処刑を命じる。

 その後、表敬訪問に訪れた古代進達と会うが、ヤマトは上記の叛乱の巻き添えを受けており、その境遇に幾何か同情して鎮圧後に寛大な処置を取るよう約束を取り付けていたため、それを鶴の一声で反故にされたことを抗議。しかしベムラーゼは古代達に介入する権利はないと主張した。ただ、この時の古代の主張は内政干渉にも等しく、おまけに「受け入れられないなら(強引に)囚人を解放する」とかなり無茶なことまで言っているので、ここまでならむしろベムラーゼ側に理がある。

 だが、この時なんとベムラーゼはこう言い放つ。


ベ「古代艦長、儂に背こうというのか」

古「背く?」

ベ「そう。諸君はラジェンドラ号の味方をした。それは我がボラー連邦に属したということだ」


 ヤマトは太陽系において、ガルマン・ガミラス艦隊から敗走したバース星のラジェンドラ号を助けていたのだが、それを挙げて「ラジェンドラ号を助けたのは地球がボラー連邦に属したという意思表明。ならばボラー連邦の指導者である自分の命令は絶対」という旨を発言したのである。

 地球側からしたらラジェンドラ号の件はあくまで中立を保ったうえでの人道的支援(とガルマン・ガミラス艦隊の領域侵犯&先制攻撃への対応)であるうえ、そもそもこの時点ではボラーの存在すら知らず、国交どころか政府間の正式なやり取りすらまだ行われていない。にも拘らず、一方的に属国扱いである。

 当然そんな道理が通らないことを認められるはずもなく、古代は属国扱いを否定するのだが、これにより(古代の言い方がやや挑発的だったせいもあって)ベムラーゼはヤマトを敵と見做す。

 そしてヤマトの捕縛を命じるが、ヤマトはバース艦隊を返り討ちにして脱出。バース星ごと破壊しようとするもこれすら凌いだため、その奮闘を評し「今回は見逃してやる」と言って悠然と去っていった。


 次の登場は第19話。ヤマトがガルマン・ガミラス本星からボラー連邦の勢力圏に向かってきたため、ヤマトがデスラーの手先になったと判断し攻撃させる(実際はガルマンとボラーの領域境界付近にある惑星ファンタムを第2の地球候補として探査しに来ていただけだったが)。

 デスラーからホットラインでヤマトから手を引くように要請されるが、拒否したうえでデスラーのことを「老いたものだ」と挑発した。この時の口振りからすると、ベムラーゼの認識ではデスラーがヤマトを上手いこと手駒として利用したものの、情が湧いて守りたくなったということになっていたのだと思われる。確かに一国の主が情に流されるようでは老いた=覇気が無くなったと思うしかないかもしれない。


 その後、惑星ファンタムにてヤマトにルダ王女が乗り込んだとの情報を得ると、シャルバートが他の勢力の手に堕ちることを警戒し、主力艦隊を出撃させて彼女の確保を命じる。しかし、主力艦隊はヤマトの反撃によって壊滅。ルダはシャルバート星へと帰還を果たしてしまう。


 最終話では自ら機動要塞で陣頭に立って太陽系でヤマトを襲う。しかし本音ではヤマトのことなどどうでもよく、単にデスラーを誘い出す罠として利用しただけだった。

 要塞のブラックホール砲でデスラー艦隊を追い詰めるが、揚羽武の特攻でブラックホール砲1門が沈黙した隙を突かれ、ハイパーデスラー砲により要塞ごと消滅する。


余談編集

 古代との会談の場面はシリーズ屈指の迷シーンの一つ。ベムラーゼの言動が酷いのは明白だが、それに対する古代の言動も大概酷いからである。


 他国の事情に首を突っ込み、無理なお願いを拒否されれば実力行使に出ると宣言。これだけでも十分やばいのだが、その後のベムラーゼの属国扱いに対する抗議の仕方も結構浅慮。

 古代は全権大使どころか外交官ですらないので、地球がボラーとどういう関係を築くかは地球政府の判断に委ねるべき事案である。しかし古代はその場で「属国になる気はない!」「ボラーの力を借りなくても地球の独立は守れる!」と、属国になることを喧嘩腰で拒否。ベムラーゼの発言を面と向かって否定してしまったことで機嫌を損ねて敵と見做されてしまった。

 この場合、古代に許されるのはせいぜい「勝手に」属国扱いしてきた部分を突く程度だったと思われる(ボラー相手に通用したかは分からないが)。


 古代は結構独断で他国との軋轢を生んでいることから、一部のヤマトファンからは(あくまでネタとしての側面が強いが)「自分の一存で勝手に大国に喧嘩を吹っ掛ける男」と揶揄されており、ベムラーゼとの会談シーンはその代表例として挙げられている。


関連タグ編集

宇宙戦艦ヤマトⅢ ボラー連邦 デスラー 首相

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