概要
『宇宙戦艦ヤマト2205』『ヤマトよ永遠に_REBEL3199』に登場するボラー連邦の宇宙空母。デザイン担当は明貴美加。
ボラー連邦永久管理機構の28号計画に基づきで開発された。13号計画で開発されたクロトガ型標準戦艦、15号計画で開発されたアマンガ型ミサイル戦艦に比べると新型であるらしい。
艦隊では旗艦として運用されることが多い。
「ガノンダ」はボラー語で「愛国心」を意味する。『2205』時点では艦級名は不明であり、単に「航宙母艦」とのみ表記されていた。
旧作『宇宙戦艦ヤマトIII』に登場した大型空母のリメイク(厳密には大型空母を含む3種類の旧作ボラー空母の要素を合わせたものらしいが)。
オリジナルと比較すると、やや角が無くなって丸みのあるデザインとなっているほか、艦尾に艦載機の着艦口が追加され、全通甲板になっている。
スペック
- 全長:400m
- 主機:コグダール機関
- 武装:
- ボラー砲(横型)×1
- 隠顕式四連装陽電子砲×3
- 隠顕式対空・対艦兵器群×5×2(両舷)
- 隠顕式対空機銃×2(艦橋基部両舷)
- 空間魚雷発射管×3×2(両舷)
- 艦載機
- レブート
- 主な同型艦
- ラブロコフ
- 主な搭乗者
- ジェルバ・グダン(ラブロコフ艦長)
ガミラスの空母と同等の全長400mの艦体を持つ。
艦体各部には格納式の武装を装備しており、クロトガ型やアマンガ型に比べると数は少ないが、主砲として陽電子砲を3基装備するなど、それなりの火力を有する模様。
飛行甲板は全通甲板だが、ガミラスのガイペロン級やゲルバデス級やガトランティスのナスカ級やアポカリクス級のような開放型ではなく、甲板は艦体内に収められ、艦首に発進口、艦尾に着艦口を有する形となっている。
艦載機にはレブートという機体(地球とガルマン・ガミラスでは「IK-301」という型式番号で分類されている)を搭載している。
劇中での活躍
宇宙戦艦ヤマト2205
第1話にのみ登場。ガルマン星に1隻配備されているのが確認できる。
ガミラスとボラーのガルマン星割譲に関する交渉の際、交渉の場となった大聖堂の真上に停泊し、威圧感を見せていた。しかし、ガミラス側の作戦によって友軍が壊滅してしまい、降下してきたデウスーラⅢ世に今度は逆に上から抑えつけられる格好となった。
その後、ガミラス艦隊に見張られながらただ1隻ガルマン星から追い出されるように離脱する様子が描かれる。
ヤマトよ永遠に REBEL3199
7隻で構成される辺境巡視艦隊584の旗艦「ラブロコフ」が登場。政治将校としてヴィルキ・ボローズが乗艦している。ガミラスの友好国である地球への領海侵犯を度々行っている。
第1話でデザリアムのグランドリバースに遭遇。グランドリバースが発した「ウラリアの光」をボローズが本国へ報告した結果、真相究明を命じられ、第3話で地球領海へ本格侵攻し、そこで遭遇したデザリアム艦隊と交戦する。この際、自艦隊には10隻以上の戦艦が編入され、辺境配備としては異例の大所帯となっていたが、デザリアム艦隊との交戦によって壊滅に追いやられる結果となった。ラブロコフは損傷を負いながらも辛うじて轟沈は免れる。
関連動画
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章 -TAKE OFF-』冒頭14分映像
『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』 冒頭5分映像
「無限ベータ砲 発射!」/『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第二章 赤日の出撃』11月22日(金)上映開始