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ラジェンドラ号

らじぇんどらごう

『宇宙戦艦ヤマトⅢ』に登場する、ボラー連邦傘下にあるバース星系の宇宙戦艦。初めて地球勢力と接触した戦艦で、艦長も非常に友好的であった。
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概要

 『宇宙戦艦ヤマトⅢ』に登場する、軍事大国ボラー連邦が保有する宇宙戦艦の1隻。ボラー連邦傘下にある(詳しくは属国)バース星系第4惑星の艦隊旗艦である。塗装は赤色に染められている。形状はボラー連邦特有の曲線を多用したもので、縦に長めの長方体といった外見をしているうえ、左右にバルジ状の構造物が張り出している。艦橋も艦後部に建てられる他、エンジンはかなり大型のものを2基備え付けている。
 武装もボラー特有の格納式(装甲甲板と一体化したようなタイプ)で、前部甲板に集中配備している。対空火器も同様にして格納式となっており、艦両舷のバルジ状にそれぞれ4つの四角いマスが観られるところに格納されていると思われる(設定画から推察するに)。煙突型の副砲が艦橋の後ろに1門あり、固定されている模様。また魚雷発射管らしい穴も見受けられるが、詳しい資料がない為不明である。
 ラジェンドラ号は、元々のベースがバース星で建造された戦艦であるらしく、そこにボラー連邦の技術を組み込んだとされている。そのためか、他のボラー艦艇には見受けられない煙突型の固定式副砲が装備されていると考える事も出来るであろう。同時に他のボラー艦隊では見受けられはしなかった(ただし、同型艦が観られなかったのは本艦に限らず、ハーキンス中将やゴルサコフ掃総参謀長の座乗艦等も、同系艦が見受けられていないのだが)。
 本艦はボラー連邦勢力として初めて地球と接触した戦艦である。艦長であるラムは武人でもあり非常に友好的な人物だったが故に、直接対応に当たった古代進等からは尊敬の念を向けられた(実際にはボラー連邦人ではなく属国のバース人であるため、後にボラー人の本質を見た古代は相当のショック受けている)。地球人の親切さに応えて、最後までガルマン・ガミラス帝国ダゴン艦隊と戦ったが、虚しく轟沈してしまった。

スペック

  • 全長:不明
  • 全幅:不明
  • 全高:不明
  • 武装
    • 格納式主砲塔×3基(前部甲板)
    • 固定式副砲×1基(艦橋後部)
    • 格納式対空火器×8機(両舷に4基づつ)
    機関:大型推進機×2基
  • 艦長:ラム
  • 性能

 攻撃性能において、ボラー特有の格納式砲塔3基を前部甲板に集中配備することで前方攻撃力の向上を図っていると思われる。後方に対しての備えもあり、煙突に似た形状の副砲(便宜状は副砲であるが、形状と大きさ並びに破壊力から主砲と大差ない)が後方からの襲撃に対応可能である。ただし、どの道は艦ごと転身しない限り左右への射角は確保できない欠点は、他のボラー艦艇と同様。
 防御性能において、曲線を多用しているため滑らかなデザインである事から、防御装甲はかなり優秀であると考えられる・・・・・・のだが、劇中では簡単に撃沈する場面が相次ぐ為宛にはならない。とはいえ、本艦に限って言えば、ガルマン艦隊の砲火を集中的に受けても堅牢に持ち堪えていたことから、耐久精度は高いと見るべきである。
 航行性能において、これもボラー特有の大型推進機があり、それも2つ存在する。ただし機動面における性能は未知数のままであはあるが、加速性能といった面ではかなり優秀ではないか、と考えることもできるがあくまでも推論である。

経歴

バース星の戦闘

 本艦はバース星系の旗艦として就役し、ガルマン帝国の第18機甲師団と激しい戦闘を繰り広げる事となる。とはいえ、実を言えば一方的な戦闘が続いており、ダゴンの快進撃の前にバース星艦隊は劣勢に立たされてしまったのである。
 ラジェンドラ号が初登場したのは、バース星本国における防衛戦闘の時。艦隊を率いるもダゴン艦隊の巧みな艦隊戦術の前に成す術もなく艦隊は打撃被ってしまい、体勢を立て直すために引かざるを得なかった。その間にダゴンはバース星を抜いて地球勢力圏のアルファ星系まで一気に突き進んでしまう。

リベンジ戦

 当艦の指揮官並びにバース艦隊指揮官と兼任するラム艦長は、戦力的に劣勢であることを知りつつも艦隊を再編し、アルファ星系攻略に集中するダゴン艦隊の後背から襲い掛かった。一時は優位に立ったが、素早い反撃に艦隊はあっという間に壊滅してしまい、ラジェンドラ号も満身創痍になりながらもワープで離脱していった。

ヤマトと遭遇

 その後、太陽系外惑星の海王星付近にワープアウトし、丁度居合わせたヤマトと遭遇する事となる。ヤマトの停船命令に応じ、ラジェンドラ号は満身創痍で満足に動くとも叶わない事を伝えると、24時間の間だけは修理のためにドックに入ることを許可されることとなった。

ダゴン艦隊の来襲

 地球側の計らいで修理と食料等の補給を受けるが、その途中でダゴン艦隊が太陽圏に侵入してきてしまい、事態は思わぬ方向へ転がり込んでしまう。ダゴン将軍との直接対話で、滞在時間が切れた後に太陽圏外へ出たら戦うと説得する(本当は劣勢である為、ワープで離脱するつもりだった)。修理も完璧には至らず、副砲のみ使用可能の状態で出航する事となり、ヤマトの護衛を受けつつも第11番惑星軌道上(地球勢力の領域ライン)へ向かった。
 第11番惑星を通り過ぎる直前にワープ準備に入ったが、それを察したダゴンが地球領域に要るにもかかわらず攻撃を開始。さらには古代の攻撃停止命令を無視し、ヤマトにも牙を向いた。結果として、これがガルマンとボラーの戦争に巻き込まれる結果となる。

戦闘勃発

 ラジェンドラ号はダゴン艦隊の約半数(と思われる)に半包囲追撃の態勢で攻撃を受け、損傷個所を蓄積させる。この時、ヤマトならびにコスモタイガー隊が反撃を開始したために、ダゴン艦隊の攻撃の手が緩んだことに乗じてワープで離脱すべきだとの進言を副長から受ける。
 しかし、地球が自分らの為に全力を尽くしてくれている事に対して、自分らだけが逃げる事を良しとはできず、ラム艦長はヤマト共にダゴン艦隊に反撃を行うよう命じた。副長は彼の命令に感銘を受けたようで、涙を流しながらも命令に従った。

反撃

 満身創痍であるものの、ラジェンドラ号の反撃はダゴン艦隊を次々と屠っていった。副砲とは名ばかりであるが如く、一撃でもって駆逐艦を轟沈に追いやる威力を有していた。単艦で奮闘し、数隻のガルマン艦を反撃で撃沈していったが、完全修理には至っていないうえに主砲も使用不可能な状況にあって、遂には戦闘不能に追い込まれてしまった。

撃沈

 再び満身創痍になったラジェンドラ号は、重傷を負ったラム艦長の最期の通信をヤマトに送ったところで、遂に損傷に耐えきれず艦は爆沈してしまう。最後の最後まで、武人としての職責を全うせんがために戦い続けた艦として、地球人に深い印象を与えたのである。

余談

 むらかわみちお氏の描く漫画版『宇宙戦艦ヤマト2199』第5巻の次元断層に巻き込まれる中で、漂流物の中に混じってラジェンドラ号と同型艦と思われる艦艇が、映し出されているのが確認できる。
 ちなみに「ラジェンドラ」という名前は、「宇宙戦艦ヤマト」第一作の企画段階に於けるガミラスの初期名だった。

関連タグ

宇宙戦艦ヤマト ボラー連邦 ラム 宇宙戦艦 宇宙戦艦ヤマト2199

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