ヤマトⅢ
銀河系核恒星系の中に存在する惑星ガルマンで暮らす青白い肌を持つ宇宙人。ガミラス人とほぼ変わりない姿をしているが、それもそのはずで、ガミラス人は大昔にこの星から大マゼラン星雲へと移住した人々の末裔であり、ガルマン人はガミラス人の祖先とも言うべき種族なのである。
しかし現代ではボラー連邦によって隷属化されてしまっており、それをデスラーが解放したことが、ガルマン・ガミラス帝国の勃興の始まりと言われている。
初登場時点で既にガルマン人とガミラス人が混在状態となっているため、登場人物のうち誰がガルマン人なのかは不明確。
ただし、東部方面軍のガイデル提督とフラーケン大佐の2名に関しては、第14話にてヤマトのことも地球のことも知らないと明言しているため、ガルマン人である可能性が高い。
また、ヘルマイヤー少佐は当時のファンクラブ会報誌にてガミラス人として解説されているらしい(ガルマン星の第一発見者とのこと)。
なお、『宇宙戦艦ヤマト黎明篇』の第2部「マリグナント・メモリー」にて、ガルマン・ガミラス帝国に与しなかったガルマン人がいることや、ボラー連邦で2番目に人口が多い民族であったことが明かされた。
2205
大まかな特徴や設定は『ヤマトⅢ』とほぼ同じである。
第1話において『ヤマトⅢ』と同じくボラー連邦に隷属化された状態で登場。しかも毒薬仕込みの首輪を装着された上で強制労働を強いられる始末で、脱走しようものなら即制御装置によって毒を注入され殺されてしまうという『ヤマトⅢ』以上に悲惨な扱いであった。これによって『2205』時点でガルマン民族の総人口はわずか4900万人にまで減ってしまっている。
だがそこへガルマン星を巡るボラー連邦との交渉の為に来訪したデスラーによって、原作同様に(半ば騙し討ちする形で)解放されている。
第7話ではイスカンダルとの意外な関係が明らかになっており…?
なお、『2199』時点でフラーケン、キーリング、ヒステンバーガーの3名がガミラス人のヴォルフ・フラーケン、ネルン・キーリング、ダール・ヒステンバーガーとして先行登場している。ただし、キーリングは『2205』にて違う人物が(というか彼を含む神官一族の名称として)新たに設定された。
余談
- ガミラス人との違い
同祖の民族という事もあってかガミラス人とは青白い肌(『2205』では青紫色の血液も)で共通しているが、実はガミラス人と違って金髪の個体が存在しておらず、茶髪か青髪、近くてもオリーブ色の髪の個体しか登場していない(細かい色指定が無いであろうモブ群衆はその限りではないが、それさえも『ヤマトⅢ』第9話冒頭の1カットが唯一)。
別名・表記ゆれ
関連タグ
ガミラス人:派生種及び…?
ゲルマン人:恐らく名前の由来