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「この世は強い者が栄えるためにのみある。弱い老人や女子供など滅びて当然!」

概要編集

CV:石田太郎


宇宙戦艦ヤマト完結編』に登場するディンギル帝国の王。大神官大総統。

ディンギルの神々の王に唯一命令を下せる絶対者。

旧ディンギル人の手で地球を脱出した先祖がディンギルを征服した時から子々孫々と続いてきたディンギルの極端な弱肉強食の論理の持ち主で、力や強さを正義と信じて疑わない。「強い者こそが生き延びて未来を作ることができる」と信じている。元から高祖崇高は大きく、古来よりの伝統思想を維持する力も大きい。


水惑星アクエリアスの回遊により母星が消滅する寸前、一部の部下たちと共に都市衛星ウルクで脱出を果たし、移住先として先祖の故郷である地球に目をつけ、弱肉強食の理念から先住の地球人を抹殺すべく、アクエリアスを強制的にワープさせて地球を水攻めにしようと目論む。

アクエリアスのワープ阻止に向かったヤマトと交戦し、ウルクを喪うことになるが衛星自爆直前に先祖伝来の宇宙船(旧ディンギル人が先祖を救出した船)に乗って離脱(部下たちは隕石型の脱出艇を使用)。地球に接近したアクエリアスから伸びる水柱を断ち切る最終ミッションへ向かうヤマトを撃墜せんと艦隊を率いて包囲するが、折よくヤマトの助太刀に駆けつけたデスラー艦隊の襲撃を受け、目指す地球を目前にしながらデスラー砲を浴びて宇宙の塵と消えた。


脅威の白兵戦能力編集

自ら機械騎兵で編成された陸戦隊を率いて、ヤマトに向かって突撃をかける。

その時に凄まじい無双ぶりを発揮しており、おそらくヤマト史上最強の白兵戦能力であろう。

正にディンギル帝国の強い者こそ生き残るという思想を体現した人物と言えよう。


ちなみにこの時、神々に向かって祈っているのだが、「我らを守り給え」ではなく「守れ!」というとてもディンギルらしい祈り文句となっている。


哀れな人?編集

息子であり後継者のルガール・ド・ザールがヤマトとの雪辱戦に敗北した時には容赦なく見捨てて殺害しているが、命令を下す直前に複雑な親としての僅かに悲しみの表情を浮かべている。

また次男のディンギルの少年を射殺した時は明らかに動揺しており、息子が身を挺して庇った古代進が無防備状態であるにもかかわらず、放置して要塞を脱出している。

弱肉強食の論理に染まりながらも、一定の家族愛を持っていたようだ。

このことから、根っからの悪人ではなく、祖先が築いた価値観から抜け出せず、その祖先たちの罪を一身に背負った悲しい存在と評されることもある。

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