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魔界都市の編集履歴

2012-01-20 21:13:33 バージョン

魔界都市

まかいとし

魔界都市とは、菊地秀行作の小説。並びに作品に登場する《新宿》の通称である。

作品としての『魔界都市』

美貌の人捜し屋(マン・サーチャー)、秋せつらを主人公とした怪奇アクション小説。

正式表記としては『魔界都市ブルース』が正しいのだがPixivではこちらがよく使われる。

せつらの呼び名から通称マン・サーチャー・シリーズとも呼ばれる。短編と長編が出版されているが、

長編には『魔界都市ブルース』の表記はない。


あらすじ

繁栄を誇った新都心・新宿は謎の大地震・魔震(デビル・クエイク)に遭ったことが原因で妖獣が棲み、

異能の犯罪者集団や暴力団の巣食う『魔界都市《新宿》』へと変貌した。

そこで老舗煎餅屋『秋せんべい店』を営む美青年・秋せつらは、本業の傍ら人捜し屋も経営していた。

せつらの指先から妖糸が繰り出される時、彼は悪を断つ"非情の魔人"に変身する。

彼が見た『魔界都市』に住む人々とは・・・・


舞台としての『魔界都市』

あらすじに記した魔震(デビル・クエイク)によって壊滅した東京都新宿区が復興した後の呼び名。

数々の怪奇現象と魔術、最新の科学技術が混在する。深い亀裂によって他の地域とは隔離されており、

ゲートと呼ばれる橋が往来の手段となる。

外部から訪れる観光客は帰りのゲートで禁制品(武器や薬品、呪いの品など)を持ち出していないか厳重にチェックされ、発見されると直ちに没収される。


登場人物紹介

秋せつら

闇の住人

本作の主人公。「影さえも美しい」「再現不可能」とされる絶世の美貌を持つ青年で

四季を問わず黒いコートを着ている。通称漆黒の天使西新宿の老舗煎餅屋「秋せんべい店」を営む側

副業に人捜し業「秋ディスカバー・マン(DSM)センター」を営んでいる。

武器は細さ1,000分の1ミクロンのチタン合金製の糸で通称:妖糸(ようし)

『僕』『私』の人格を持つ二重人格者。


メフィスト

旧新宿区役所跡に建設された「メフィスト病院」の院長で通称魔界医師

白衣の代わりなのか常に白いケープを着用している。

せつら同様美貌の持ち主である(本作ではせつらが天使の美貌ならメフィストは神の美貌)が、

敵に対して性格は冷酷そのものなのでしばしば白い悪魔と称される。

せつらとは旧知の仲であり『依頼』に度々協力しているが、間接的に敵対する事もある。

彼を主人公とする外伝小説『魔界医師シリーズ』もある。


夜香(やこう)

夜香

戸山住宅にある吸血鬼達の長。年少時から倫敦に留学していたが、中国系の吸血鬼である。

背中に蝙蝠の翼を持ち空を飛ぶ事ができ、人のそれとは違う「気」(鬼気)を打ち込んでダメージを与える「魔気功」の技を操る。

通称青の貴公子


関連タグ

菊地秀行 新宿 ホラー アクション SF

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