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黄葉菜花の編集履歴

2021-11-09 19:21:17 バージョン

黄葉菜花

きばなのか

高橋留美子作の漫画「MAO」のヒロイン。(メイン画像右)

概要

高橋留美子の漫画・MAOヒロイン

中学3年生の少女。

8年前の小学1年生の時、乗っていた自動車が道路の陥没事故に巻き込まれ、両親は死亡。彼女だけが一命を取り留めた。現在は祖父と、家政婦の魚住さんとの3人暮らし。

体にいいからと勧められる、魚住さんの作るスムージーが苦手で、涙を流しながら飲み干して「まずい!」と叫ぶのが日課のようになっている。


ある日、8年前の事故現場をクラスメート達と通りかかった際、20世紀初頭のような古い街の中に迷い込み、さらに怪物に襲われる。菜花は通りかかった少年に助けを求めるが、彼はただ見守るだけで何もしてくれない。

しかし傷を負わされた菜花の血を浴びた怪物の体は溶け始め、逃げるところを少年に仕留められた。


菜花が意識を取り戻した時、怪物に切断されたはずの右手は、何事もなかったかのようにくっついていた。そして手当をしてくれた少年・摩緒は菜花に問う。


「なぜ闘わなかった?どう見てもおまえの方が格上だった。おまえ、妖(あやかし)だろう」


何もかも理解できず、その場を逃げ出した菜花は、いつの間にか元の世界に戻っていた。

夢だったのかと思おうとしたが、翌日、運動音痴だったはずの菜花は驚異的な身体能力を発揮し、さらにその体には異変が起き始める。


その異変を聞き出すため、摩緒のもとを訪れて以降、彼とともに行動していくようになる。



最初の頃は、摩緒の「一人でも戦えるように」という考えから、菜花の意思とは関係なしに戦わされることが多かった。なお、菜花は摩緒の考えを知っていたかどうかは不明だが、「雑に扱われている」と感じていた。

しかし、摩緒とともに行動していく内に、「(悔しいけど)摩緒のことが好きかもしれない」と自分の摩緒への想いに気づき、今は彼への想いをはっきりと自覚している。ただし、自分の摩緒への想いに気づく以前から、摩緒の(一応だが)初恋相手にあたる紗那に嫉妬していたことがあった。その一方で、自分の摩緒への想いに気づいた後に、紗那と瓜二つの顔をした別人であり、900年もの間、摩緒に想いを寄せていた幽羅子から彼女の壮絶な過去を聞かされた後、「私…摩緒のそばにいてもいいのかな…」と思ったりもしている。(ちなみにこの後、菜花の元気がないことを心配していた摩緒が、彼の兄弟子の一人・華紋のもとに訪れた際、華紋から、「菜花くん…君…摩緒のこと好きだよね?」と言われていたことから、華紋には摩緒への想いを気づかれている。また、幽羅子のことに関しても「気にしないこと」とアドバイスされていた。)このことから、作中で最も(と言って良いほど)人間味があるキャラクターと言える。


2021年10月時点では、摩緒が一部の人物に身柄や命を狙われていることから、摩緒や彼の兄弟子である百火華紋の力になれるようにと、自分に術が不向きなのもあり、武器を欲しがっていた中で、使うと菜花自身にも危険が及ぶ刀・地血丸(あかねまる)を手にし、戦っている。


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MAO(高橋留美子) るーみっくヒロイン 摩緒

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