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概要

高橋留美子の漫画・『MAO』のヒロイン

中学3年生の少女。

8年前の小学1年生の時、乗っていた自動車が道路の陥没事故に巻き込まれ、両親は死亡。彼女だけが一命を取り留めた。現在は祖父と、家政婦の魚住さんとの3人暮らし。

体にいいからと勧められる、魚住さんの作るスムージーが苦手で、涙を流しながら飲み干して「まずい!」と叫ぶのが日課のようになっている。

ある日、8年前の事故現場をクラスメート達と通りかかった際、20世紀初頭のような古い街の中に迷い込み、さらに怪物に襲われる。菜花は通りかかった少年に助けを求めるが、彼はただ見守るだけで何もしてくれない。

しかし傷を負わされた菜花の血を浴びた怪物の体は溶け始め、逃げるところを少年に仕留められた。

菜花が意識を取り戻した時、怪物に切断されたはずの右手は、何事もなかったかのようにくっついていた。そして手当をしてくれた少年・摩緒は菜花に問う。

「なぜ闘わなかった?どう見てもおまえの方が格上だった。おまえ、妖(あやかし)だろう」

何もかも理解できず、その場を逃げ出した菜花は、いつの間にか元の世界に戻っていた。

夢だったのかと思おうとしたが、翌日、運動音痴だったはずの菜花は驚異的な身体能力を発揮し、さらにその体には異変が起き始める。

その異変を聞き出すため、摩緒のもとを訪れて以降、彼とともに行動していくようになる。

最初の頃は、摩緒の「一人でも戦えるように」という考えから、菜花の意思とは関係なしに戦わされることが多かった。なお、菜花は摩緒の考えを知っていたかどうかは不明だが、「雑に扱われている」と感じていた。

しかし、摩緒とともに行動していく内に、「(悔しいけど)摩緒のことが好きかもしれない」と自分の摩緒への想いに気づき、今は彼への想いをはっきりと自覚している。ただし、自分の摩緒への想いに気づく以前から、摩緒の(一応だが)初恋相手にあたる紗那と、紗那のことを考えている時の摩緒に嫉妬していたことがあった。

その一方で、自分の摩緒への想いに気づいた後に、紗那と瓜二つの顔をした別人である幽羅子から、彼女の壮絶な過去を聞かされ、900年もの間、摩緒に想いを寄せているとも彼女から聞かされた後、幽羅子に遠慮がちになってしまい、「私…摩緒のそばにいてもいいのかな…」と思ったりもしていた。(ちなみにこの後、菜花の元気がないことを心配していた摩緒が、彼の兄弟子の一人・華紋のもとに訪れた際、華紋から、「菜花くん…君…摩緒のこと好きだよね?」と言われていたことから、華紋には摩緒への想いを気づかれている。また、幽羅子のことに関しても「気にしないこと」、「気の持ちようだよ」とアドバイスされていた。)このことから、作中でかなり人間味があるキャラクターと言える。

2021年10月時点では、摩緒が一部の人物に身柄や命を狙われていることから、摩緒や彼の兄弟子である百火華紋の力になれるようにと、自分に術が不向きなのもあり、武器を欲しがっていた中で、使うと菜花自身にも危険が及ぶ刀・地血丸(あかねまる)を手にし、戦っている。

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    12,149文字pixiv小説作品
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    紅棒

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  • サンプル(るーみっく系)

    #15 UOZUMI-SAN -魚住怪談-

    インテ大阪にて、MAO新刊です。 …夏に相応しい中身もとい何故かの魚住さん本です。 Booth https://unp.booth.pm/items/1525098
  • MAO二次漫画化予定(?)ストーリー

    旅路

    個人解釈強めなので注意です。もし猫鬼の呪いが解けたら摩緒はどうなるのかな〜って事で、結論呪いが解けたら平安美少年摩緒さまに戻って菜花ちゃんを堕とすっていうのが一番私得だったので単なる自己満小説です。この後まおなのが大正で過ごしたのか、現代に行ったのかは個人の想像にお任せします。  摩緒の顔の傷が残ってしまったのは、不知火に斬られた傷と猫鬼の呪いにあまり深い関わりがないからです
  • MAO小説

    37話 退魔の槍の襲撃 幕間(38話公開前に書いてます)

    37話目の修羅場っぷりに頭パーンとなって書きました。38話が待ち遠しいですね。38話の内容次第によっては下げるかもしれませんが。 菜花ちゃんが口移しで蟲毒を摩緒に飲ませてもいいんですが、こっちの方が合理的というか彼女らしいかなと、というか単なる私の性癖……。こちらでMAOの感想呟いてます。https://twitter.com/kazutyanbetuaka 素敵な表紙はこちらからhttps://www.pixiv.net/artworks/44963061
  • MAO小説

    金魚が逃げた!〜才能ある金魚と摩緒が菜花を心配する話〜

    摩緒と菜花が本編で全然ラブしないもどかしさをぶつけてみましたが、血と性癖を垂れ流す結果になりました。ごちゃごちゃとたくさんの人物と小物が書けて楽しかったです。貂子さんの部屋のにおいを想像するのも楽しかったです。 「深堀隆介~金魚愛四季(きんぎょいとしき)~」でアクリルの閉じ込められた艶めかしい金魚に心動かされ、「まおなのでやりたい!」という気持ちがムクムクと湧いた結果を生暖かく受け止めてください。
  • MAO二次漫画化予定(?)ストーリー

    初日の出

    まおなのが近所の神社に初日の出を見にいくという提で作りました。あの1巻で出てきた神社はどこにあるんでしょうか?猫鬼の結界の中のはずなのですが…もう一度結界が解けてからまおなのに行ってほしいです。あそこで摩緒が熊の闘うシーンで摩緒さまに惚れた人は多いはず。(私もです) 書き納めのつもりで作りましたが、12月31日の11時58分に本文が出来上がり、うまくpixivにコピペできなかったのでこの(時間0時5分)若干惜しい書き収めです。しかもほとんど1hライティングなので所々(いや全てにおいて)雑なのでちまちま直していく所存です。やりたいイベントが多いのに文章の肉付けが足りてないせいでなんだか演劇の台本みたいになってしまいました。読みにくかったら教えて下さい。と言うわけで皆さま良いお年を 2023/01/14 大規模に修正を加えました
  • season

    月光

    超短いです。元々seasonシリーズ春夏秋冬で全4本のつもりでしたが夏編予定だった「冷たい瓦屋根の上で…」っていう(未投稿)話の第一場面を書いて見たら「これはこれで一本別の方がいいんでね〜の?」って感じになったので夏編パート1ってことで「月光」を投稿します。 時系列は14巻の例の浴衣デート回の直後、帝都で停電が起こって…♡♡♡?的な感じです。本編もじきにアップしまーす
  • MAO小説

    菜花は龍に触れる

    まだ地血丸を使いこなせない時系列で。 子どもが通う公民館の琴教室の付き添いで、子どもそっちのけで妄想していました。琴のカッコ良さを書ききれなかったので、またリベンジしたいです。
  • MAO二次漫画化予定(?)ストーリー

    極彩

    ミス見つけたら随時修正していきます。 稚拙な文章読んでくださる方に感謝です🥲

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