アプリゲーム

あぷりげーむ

主にスマホアプリ向けのゲームを差す言葉として使われている。

概要

スマホ向け(iOS/Android)のフルプライスゲームやフリーゲームもアプリゲームとまとめられる傾向がある。

しかし、デジタルに詳しくないメディアから「スマホで動くゲームは全部ソーシャルゲーム」とひとくくりにされたため、定義は曖昧になっている。ソーシャルゲームは本来SNSのアカウントに付随する形で連携する事を前提としていた、主にガラケー時代のゲームである。

世間的にイメージされるのがこれ。「ソシャゲ」は大抵これを指す。

オンラインゲームに似た性質上、既存の買い切り型ソフトのように綺麗にストーリーが完結しているケースは少ない。一部、二部、三部…とどんどん物語が展開していくので、古参プレイヤーと新規プレイヤーの間では同じゲームだろうと知識に結構な違いがある。

追加キャラがどんどん実装されキャラクターが多いのも特徴と言える。その為「美少女カタログ」「イケメンカタログ」と皮肉られることも。

アイテム課金型の「ガチャ」サービスを使った基本無料ゲームが多い。買い切り型のゲームや広告型ゲームも一定数を占め、多様化しているのだが、が多い為、アプリゲーム=萌え絵=課金のイメージは未だに強い。

この辺はPCゲームに非エロゲの同人ゲーム等がありながらPCゲーム=エロゲのイメージがあることに近いともいえるかもしれない。

シューティングゲームやレーシングゲームなど。国産では少ない。3Dゲームは性質上スマホスペックを要求される。

iOSの場合、スペックが一定なので動作不良が起こりにくいが、シェアが低いのでiOS版が後回しになることがある。また、Apple税を巡って一部ゲームメーカーとの対立があり、配信停止が行われたこともある。

Androidの場合、性能がバラバラであるため確認が必要なほか、独自レイアウトのスマホで正常に動かない場合がある。

アプリゲーム化と聞き、即座にアイテム課金型になると連想するユーザーが多く、それが風評被害やネット炎上を招き、まとめサイトに……という悪循環が繰り返されている。

その為、いわゆるパチンコ化や実写化と同じようなまとめ方をしているケースが多いのが実情である。

くれぐれも続報等が公式から発表があるまでは無闇に炎上行為を起こす事がないように心がけていただきたい。