概要
陣内智則のコント、「飛行機」に登場する航空会社。料金は格安だが、それには理由があった…という内容。
JOS航空
正式名称は「事故多いけど心配すんな航空」であり、乗員も設備もシステムも問題がありすぎな飛行機となっている。
乗員
- 機長
離陸前の挨拶でいきなり「この間はほんまなんかすいませんでした」と謝罪しており、以前にも何かやらかした模様。
飛行機の機長にしては問題の多い人物で、離陸前に携帯電話の電源を切るよう指示した後に携帯で彼女と話していたり、さらには勤務中なのにもかかわらず彼女に会いたいからと行き先を「成田発ホノルル行き」からびっくりドンキー経由でホノルル行きに変更する、途中でいきなりハイジャックごっこをするという悪ふざけを行い、謝罪を求められると「すいませんでした～」と明らかに誠意のない謝罪をする、燃料を補給していなかったのか途中で燃料切れを起こす、挙句の果てには墜落を装って彼女が待つびっくりドンキーに行くなど不祥事を何度も起こしている。
- 客室乗務員
クルーなのに行き先を把握しておらず、「当機は成田発ホノルル行きだと思います」といった。おまけに燃料切れで墜落しそうになった際には「皆様、ご心配くださいませ」と不安を煽るようなアナウンスをする。
設備
- シートベルト
数少ないまともな装備。なぜかデブ専用のライオンのバックルのものもある。
- 救命胴衣
なぜか一般的なものではなくアザラシの浮き輪。おそらく経費削減のためだと思われる。
- 酸素マスク
予算の都合で搭載されておらず、「頑張れ！」などの状況に応じた垂れ幕が下りてくる。因みに、陣内が酸素不足でパニックになった際にはなぜか「うるさい！」という垂れ幕が落ちてきた。
- 押しボタン
バスについている「次、止まります」のボタン。何故かついている。
墜落の際に使用する。エアバッグの代わりとのことだが離陸前のVTRでは破けていた。
- でんでん太鼓
墜落まで意外と時間を持て余すということで墜落までのひと時を楽しむためのもの。
エンターテインメント
予算の都合か尺の都合かは不明だがビデオ等はなく、後述のチャンネルが3つしかないラジオしかない。おまけに備え付けの新聞もかなり昔のもの。（SHAZNAのIZAMと吉川ひなのが結婚したという記事が載っていた。）
チャンネルの一つである「JOSレイディオ」ではDJの紹介が長いためリクエスト曲とかぶってしまう。劇中では「LOVEマシーン」を流したが、お便りの紹介が終わるころには曲も終わってしまう。
おまけに他のチャンネルでは中森明菜の「Desire-情熱-」と中村あゆみの「翼の折れたエンジェル」という不謹慎なチョイスをしていた。
余談
・陣内のYOUTUBEチャンネル「陣内智則のネタジン」で語られた裏話によると、テレビでやる際は許可を取る必要があるが「びっくりドンキーなら大丈夫だろう」と無許可でやっていたという。
すると後日、びっくりドンキーから手紙が来たそうで、内容は苦情どころか「びっくりドンキーを使っていただきありがとうございます」という内容の感謝の言葉とびっくりドンキーのお食事券数万円分が送られてきたという。
それ以来、陣内はびっくりドンキーを通り旅に軽く会釈をしているという。
