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ファザー・マックスウェルの編集履歴

2021-11-21 22:42:16 バージョン

ファザー・マックスウェル

ふぁざーまっくすうぇる

『新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop』に登場するキャラクター。

概要

かつてガンダムデスサイズを駆り戦っていたガンダムパイロットの一人、デュオ・マックスウェルの数十年後の姿。戸籍名は『ジェームズ・クラーク・マックスウェル』。

デュオは使命を果たした後、平和にも馴染めず人生の目的を見失った結果、酒浸りとなってしまう。そして戦後に同棲していたヒルデ・シュバイカーと別れ、火星に移住する。


かつてはガンダムパイロット唯一の常識人として知られている彼だったが、実はメンバーの中で最も平和に馴染めない性格だったため、自身のアイデンティティなどに悩んで性格が荒んでしまったと思われる。


火星に移住後、二代目の相棒となったバイクを飲酒運転状態で飛ばしたあげく、事故で重傷を負う。しかし火星で再会したヒルデの所に転がり込んで、生活資金を無心してもらうためにプロポーズし結婚する。が、金だけ借りて相棒と逃走。さらに逃走生活を送った後、シスターとなったヒルデと再会、しかもその教会に勤めていた神父にデュオは様々な貸しを作っていた仲だった。その神父の死後によって保証人にされていたデュオは莫大な借金を背負わされ、さらにヒルデとも離婚を突き付けられたあげく借金と自分似の少年を含めた孤児院の子供達を養うため、賞金稼ぎとして働くようになる。

ヒルデが勝手に名付けたデュオ・マックスウェル(二代目)に自身の名前を譲り、その後はファザー・マックスウェルを名乗っている。


火星の裏社会では名の知れた賞金稼ぎとなっていた。そしてキュレネの風と名乗るかつてのゼクス・マーキスと再会する。火星の風土病のせいで年上のゼクスより老けて見えるとのことだが、挿絵ではあまり感じ取れず、ナイスミドルといった風貌になっている。またゼクスの娘であるナイナ・ピースクラフトをヒルデが運営する孤児院に預ける。

その後、孤児院襲撃事件、巨大津波などにより、二代目に生き残るために戦い方を教えてほしいと頼まれる。正式に二代目をガンダムパイロット「デュオ・マックスウェル」の後継者と認め、かつてのガンダムパイロット「ヒイロ・ユイ」に匹敵するパイロットにまで鍛え上げる。


MC22年、地球圏統一国家大統領ドロシー・カタロニアによって、オペレーション・ミュートスが発動する。ファザーはデュオとともに、作戦の成否を握るオーロラ姫を覚醒させるために必要なデータをプリベンター火星支局北極冠基地に届ける。眠りから目覚めたヒイロとデュオに、新型MS白雪姫と魔法使いに搭乗するように促し、プリベンターと共に戦場をサポートするアドバイザーの立場として作戦を開始する。


そしてその「泥水をすすりどんな手段を使っても生きる」という精神が、火星の住人にはウケが良く、戦後にまさかの火星大統領に就任。新たなる相棒を補佐に戦争で荒廃した火星復興のために尽力する。


評価

劇中では一番の常識人と思われていたが、『FT』では堕落し老け込むなど散々な人生を送ったデュオに、ファンは大きな衝撃を受けた。

転落人生ばかりが取り沙汰されがちだが、本編でも貧乏くじを引きやすいタイプであった。よって不運に見舞われ七転八倒しながらも立ち上がり続けるのは本編と同様の流れとも言える。本質的にはデュオが良い意味で変わっていないことがわかる。

そして成り行きとはいえ子供達を養いつつ導き手としてまっとうな生き方に再起し、最後に大統領にまで上り詰める大逆転劇を起こす姿は本編以上の見所と言えるだろう。逆境から這い上がっていく様こそデュオの本質なのだろう。

なお最終的にヒルデが大統領夫人になったことが示唆されており再婚したようである。ただ相変わらず喧嘩が絶えない関係らしい。


劇中では比較的童顔だったデュオが少し老けたことにショックを受けたファンも多かったが、それだけに他のガンダムパイロットにはない渋さを醸し出している。

オーディオドラマでも本編と同様に関俊彦が再演。渋みを加えた演技を披露じている。


関連項目

新機動戦記ガンダムW Frozen Teardrop

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