概要
音波攻撃を得意とする人魚型の魔物。上半身は裸で下半身がサメの形をしている。『水中のお姫様』とも呼べるほど容姿端麗スタイル抜群のクールな美女。大人びた雰囲気の持ち主だが中身は幼い性格をしている。[注 1]口は悪いが彼氏曰く「優しいところもある」。髪型はセミロングにしている。自動的に修復される再生能力を持っている。胸の大きさは控えめであるように見えるが、実際は髪の毛で胸を隠しているだけであり実際は大きめの胸を持っていることが死ぬ間際に判明した。一人称は「私」。
人間の血を吸い、下等生物と見下している一方で、水面の反射光と船のバラバラになった漂流物が散らばっている中、遠くの距離で気付いたマリーの眼を評価したり、人間の男性と交際しているなどの一面を持っている。すでに19人を殺害しているため『人魚を見ると不幸になる』と噂をされている。
調査に来た姉妹を漂流者を装い襲撃するもシルビアによって自身の『唄』が防がれ驚愕している所を銛が腹に突き刺さり退却する。
銛を自力で引き抜くも傷口が塞がらないことに屈辱を受けさらに同類であるシルビアが人間側に居ることが気に入らなく執着心を燃やすことになる。
シルビアの音波によって現れるが突如逃げ出したことに怪しむも追撃し、ローズの水中攻撃も交わしながら下から攻撃を仕掛けるも反撃される。かすり傷を負い傷つけられたことで全力で追撃するも罠にはまり泡ブク攻撃でソナーが封じられ足が止まっている間に至近距離から銛で攻撃された。
しかし体内に自壊物質が十分に放出される前に先端が体を貫通したことで一命を取り止め、研究所の方向に逃げ出したシルビアを追撃した。
人間を庇うシルビアに疑問を抱き下等生物と見下したことでシルビアが『一人で我が壗勝手に暴れて御満悦なんてお前の方がよっぽど下等だ!このすっぽんぽん女!!』と罵倒され、音波攻撃でとどめを刺そうとするも直後にマリーによって狙撃されるが通常弾だったためすぐに再生し、やがて弾が尽きたことによって勝ち誇っていたが時間を稼がれていたことを知らず、最期は背後からローズが直接銛を突き立てたことによって体が崩壊していき、死亡した。
その後、彼女の灰が水中に散らばることになる。
外見
髪型はセミロングに整えており胸は髪型で隠している。
綺麗な目をしておりローズ×マリーの中でもトップクラスの美形。
彼女が発した言葉
『全く月夜は...血の薫ること...』
『水面の反射光とこれだけの漂流物の中、あの距離で気付いた....』
『良い眼を持っている...が、もう遅い』
『今のを受けてまだ意識があるとは...』
『お前のような人間は初めてだ』
『だがさすがに限界の様だな...』
『その血の味はどんなものか』
『私の「唄」が逸らされた!?』
『グっ!?』
『ちっ!』
『いつもなら...っ!勝手に抜ける筈...なのに...』
『くっ!!』
『...傷口が塞がらない...これは...』
『この傷の痛み...屈辱...許さない...あの人間達...』
『......』
『よくも!!くっ!』
『逃がすものか!!』
『!?』
『チッ!』
『この程度のめくらましで、逃げ切れると思うなよ!』
『!?』
『もう一人がいない!?』
『一体どこへ!?』
『!!』
『くっ...』
『ゴホッ!!また例の妙な銛か...』
『ん!?』
『あれはこの間の..まだ生きていたのか...』
『前のようにいくと思ったか?そんな弱々しい歌で...』
『見ればお前は私と同類のようだが、なぜそうまでして人間をかばう?人間に飼われる内番犬にでもなったか』
『目の前に広大な海が広がっているのに下等な人間にあてがわれた生け贄で満足するなど...理解に苦しむよ』
『ならば人間達と一緒に陸で死ね!』
『...フッ、弾が尽きたか...』
『お前ももう黙れ!!』
『結局...僅かばかり時を稼いだだけだったな』
『何!?』
関連イラスト
https://www.pixiv.net/artworks/91542642