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ショクダイオオコンニャクの編集履歴

2021-12-12 20:02:26 バージョン

ショクダイオオコンニャク

しょくたいおおこんにゃく

ショクダイオオコンニャクとは、サトイモ科コンニャク属の世界最大の花である。英名はTitan arum(タイタンアルム)。

概要

サトイモ科・コンニャク属の絶滅危惧種。

別名スマトラオオコンニャク

名前の由来は花の形が燭台に似ている事から。

インドネシアスマトラ島の熱帯雨林に自生する。

花は7年に一度2日間しか咲かず、凄まじい悪臭を放つ。

その強烈な腐臭と奇異な花の形から死体花、オバケコンニャクという別名もある。

世界最大の花と言えばラフレシアを思い浮かべる人が多いが、ラフレシアは「花単体として」の最大種であり、ショクダイオオコンニャクは複数の花が密生している「花序」という種類で、それぞれが別のカテゴリで世界最大の花とも言える。

共に悪臭を放ち腐肉や獣糞で繁殖する昆虫を集めて花粉を媒介させるが、ラフレシアは主にハエを利用するが、こちらは甲虫シデムシ)を利用する点で異なる。

日本国内では、東京大学理学部付属施設である小石川植物園が1991年に日本初の開花に成功し

たものの3年後に枯死。その後に複数の種子を入手し、これを姉妹株として国内各地の植物園に広まっていった経緯がある。(現在では別入手された系統もある。)

その希少性・珍奇性の高さから、開花時には新聞やニュースの日常欄で取り上げられることも多い。


サトイモの仲間なので一応食用に利用できない事もないが、悪臭が原因なのか(加えて絶滅危惧種という事情もあってか)現地の人ですら食用加工する事はない。


ちなみに、イギリス王立園芸協会がインターネット投票で決めた「世界で最も醜い植物」の第一位にも選ばれた事がある。


関連タグ

 スマトラオオコンニャク 死体花

ラフレシア


食人植物:その見た目から誤解されたことがある。

あつまれどうぶつの森:家や島に飾れる家具として登場。

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