概要
木風公子とは、個人勢バーチャルYouTuberの一人。2019年活動開始。お嬢様系のビジュアルと口調が特徴だが内容はアングラの塊。たまにゲームもする。下記の自己紹介動画からわかるように爆弾発言も容赦なし。ざっくばらんに言ってしまえば同系のディープウェブ・アンダーグラウンドと同じかそれ以上のやべーやつ。
ラップを特技としており、今酒ハクノとタッグを組みDWU・息根とめるとラップバトルコラボ動画を投稿したことがある。また同じバーチャルラッパーのBOOGEY VOXXとも交友関係にある。それ以外では他のアングラ系VTuberとのコラボが多いほか、あの鳴神裁にも絡んだことがある。
2020年9月、懲役太郎プロデュースの音楽レーベル「懲役レコード」に参加。デビュー曲は懲役太郎・今酒ハクノとのコラボによる『アンチェイン』。
2021.12.13事件(仮称)
そんな彼女だが、個人勢という立ち位置故、コラボ経験のある特定のVTuberの界隈、それもほとんどが本人と同じ個人勢という限られたファンの間でしか知名度がなかった。
しかし、この状況を揺るがすかもしれない事件が起こる。
2021年12月、ホロライブ所属のVTuber・赤井はあとが「自身をdisった内容のラップを募集し配信内で発表する」という趣旨のコンテストを実施。複数の小規模VTuberもこの企画に目を付け応募していた。
ラップが特技の木風もチャンスを狙い参加、音源をYouTube上に投稿した(現在はアップロード者削除済み)。しかし問題はここからである。木風はあろうことかVTuber、とりわけ主催者の赤井のような企業勢にとっては究極の禁じ手・いわゆる「前世」の話題を歌詞に盛り込んできたのである。当然これにはリスナーも騒然となる。
しかし、そこで屈しないのがホロライブの狂犬。赤井は12月13日の配信内で不適切な歌詞をカットした上で木風の作品を堂々と発表。さらにその作品に正面から対抗した自作のラップを披露する彼女特有の暴挙(?)に出る。多くのリスナーや木風本人にとって、上には上がいることを実感させられた瞬間となった。
この展開を受け、なんと木風はTwitter上に**降伏を宣言し自身の前世名・本名・私生活などを公表する文章**を投稿。木風・赤井双方のリスナー達に良くも悪くもお互いの名を売ることとなった。