タブレット
たぶれっと
原義は「小さな板」。現在では形状の似たいろいろなものを指す言葉になっている。
鉄道のタブレット
鉄道において、駅間の閉塞を行うための通票を指す。通票の形が錠剤風の円盤形であることからこの呼び名がある。受け渡し時には上イラストのように「タブレットキャリア」と呼ばれる容器に収められる。
特定1区間においてこの通票を持つ列車のみを通すことで閉塞を行う。
かつてはほとんどの路線で用いられたが、現在は自動閉塞が普及したためごく一部の区間に残るのみとなっている。
JR名松線など、デジタル機器であるATS-PTとアナログの極みのタブレット(正確にはスタフ)を併用するという不思議な光景もある。
PC入力機器のタブレット
2000年代のpixivではPCの入力機器のひとつである「ペンタブレット」の略称として使われていることが多かった。その後も「タブレット」がこれを指すことは多い。詳細は当該項目を参照。