概要
原宿教育学園幕張秀英高等学校の女子生徒。あだ名はうっちー。
人物
もこっちの2年生時のクラスメイトで、短く明るい髪に絵文字のようなシンプルな顔が特徴。
もこっちからはその顔から「絵文字」と呼ばれている。髪型はボブカットで、もこっち曰く「顔半分隠して目つぶってればゆうちゃんに似てる」
うっちーはゆうちゃんを「ジェネリック私」と評しているが、実際はゆうちゃんが先発、うっちーは後発なのでうっちー=「ジェネリックゆうちゃん」が正しいだろと意見も少なからずあるようだ。
クラスのリア充グループに属し、友達も多い。
そのため、後述の修学旅行の時には、もこっちを初めとする余り物集団の4班のメンバーを「あんたらとは極力関わりたくないし思い出も作りたくないんだから」と、露骨に避ける態度を取るなど、あまり性格の良い方ではなかった。
ただしそういった毒を口に出すことはなく、表面上は笑顔で接する事はできる、空気は読める方である。喪164では、田村ゆりのある一言にも口にこそ出さないが「そういう事言うから友達がいないんだよ」と心の中では感じていた。
もこっちの事は後述の出来事もあって、ことあるごとに「キモい」と罵っている。
この他キモあまい、キモフェッショナル等のバリエーションが存在する。
経歴
修学旅行編まで
初登場は野球応援の回で、移動のバスの座席で智子の隣に座り、後ろの座席に座る宮崎さんとかよとおぼしき女子と身を乗り出して会話している姿が確認できる。
修学旅行編
修学旅行の班分けで荻野先生が余ってる者同士で班を作った結果、智子と同じ4班となる。この時うっちーは「5人組になれなかったからこの班にいるだけだし」と発言している。
そのこともあり修学旅行中は就寝時や荷物を取りに部屋に戻る時などを除いてほとんどの時間を雌猫の間グループの友人たちと過ごし、智子達4班のメンバーに対しては「興味がない」という態度を取っていたが、修学旅行最後の夜に智子と二人部屋になった際にシャワーをのぞかれたり、誤解ではあるがパンツを盗まれそうになったり、夜寝顔をずっと見つめられたりした結果、思い出が全て智子の存在で塗りつぶされる事となった。
修学旅行後~2年生時の卒業式
修学旅行での出来事がきっかけとなり、智子を自分を狙っている同性愛者と怯え逃げ回るようになる。体育祭でチアリーディングの練習をしていた時は自分の体をおかずにご飯を食べられていると思い込む。しかし同時に、応援の本番で他の女子ばかり見ていた智子に対して怒ったり、別の回では智子を見ていた田中真子に対して忠告をしつつも自分が被害者である事がどこか自慢気であった。というか自分を「かわいい」と思ってる節があるようだ。
もこっちからは「絵文字」の扱いだが。
この頃は気配によって智子の存在を察知してるらしい描写も。
しかしある朝うっちーと一緒に登校してたゆりにもこっちが話しかけようと近づいた際にはセンサーが働かなかったのか事前に気づいてなかったようだ
(朝一のキモさ!?)
以降、余った北海道みやげの菓子を同じ修学旅行班だったよしみで田村ゆりと吉田茉咲に1枚づつ配ったあと、寝たフリをしていた智子の制服のポケットに4枚つっこみ、お礼の手紙をもらって「きもい」と言いつつ嬉しそうな表情をしたり、智子と智貴が一緒にいる場面を見かけた際には、二人の仲をあれこれ勘ぐる宮崎さんとかよに対して「どう見ても弟でしょ」「遺伝子が一緒って感じがするじゃん」と断言したり人間離れした芸も披露する。
バレンタインデーの時には、「余ったから」と言いつつ智子を探して校舎を回ったあげく見つからなかったからという旨の手紙と共にチョコレートを智子の下駄箱に残し、
(この頃智子はゆりと一緒に学校で友チョコを作っていた)
そのお返しとして智子からチョコをもらったら、それを家に持ち帰り「キモあまい!!」と言いながら一口食べ、残りを冷蔵庫に保管しようとしてこのチョコが元々はうんこ型だった事に気づき、体を震わせながらもう一口食べるなどギャグの中でも評価が高い。
焼肉回では打ち上げでは智子が店に入るところを見かけ、右隣で丹精を込めて焼いた肉を智子がよそ見をしている間に取り皿の上に載せて周囲の友人を驚かせて顔を赤くしている。智子本人は誰が肉を置いたのか分からず首を傾げていた
3年生時
3年のクラス替えでは雌猫の間グループとは同じクラスになれたものの智子と同じクラスになれなかったことを、泣きわめいて地面に転がって足をばたつかせている。
なんで!?
この頃には「キモイ」「なんで!?」のギャグが確立した様子。
遠足では(本人の弁を信じるなら)雌猫の間グループとはぐれてしまい、スマホを忘れ連絡が取れず自分を助ける様にアピールしていたが真子は独り言だと思ったので危うくスルーされそうになった。宮崎さんに連絡しようとした真子の申し出を断り、グループと合流するまで智子達に同行することになった。
真子を南さんの元に行かせる[ゆり>田村ゆり]を「いいの?」と気遣う。直後に雌猫の間グループに発見され手を引かれ連れていかれ際にゆりを心配するような表情を浮かべる。前述にもあるが別の回でもゆりとは特段仲が良い様子はないが、何かと気にかけている様子が窺える(人物の項目)。
もこっちからモーさんのキーホルダーをプレゼントされた。後日友達に「もう必要ないと思ったから、(智子と)離れていても会えなくても(キーホルダーのおかげで)つながっているのがわかっているから」と話しているが、智子自身いつも何か貰ってるのでたまにはこちらから、というのが事実である。
加藤明日香に「黒木さんからもらったの」とキーホルダーを3個も見せられた際には目を見開いて驚く。智子とつながっている(と思い込んでいる)証であるを自分以外にも貰った人がいることを思い知らされる。その後外を眺めていたが、思い浮かべていた智子の顔がみるみるうちに遠ざるオチで幕を閉じた。
喪138で智子がゆりの事を「まあ学校がなくても消える関係じゃないと思ってるけど」と、ゆりとの「つながり」と意識しているのは何とも皮肉な事である。