「我が知で、陛下の覇業を支えたいと存じます」
「ですが……それでも! それでも私は、私の心は、彼女を……」
「貴女を失っていたら、私も、最善最良の未来は描けませんから」
「私が貴女を支えましょう。これからは放送越しなどではなく、傍で」
この記事は単行本・アニメ未収録のネタバレ情報を含みます。 |
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プロフィール
フルネーム | ハクヤ・クオンミン→ハクヤ・ユーフォリア |
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肩書き | エルフリーデン(フリードニア)王国宰相(文庫1巻~)→フリードニア王国宰相+ユーフォリア王国宰相+ユーフォリア王国王配(帝国建立記以降) |
異名 | 黒衣の宰相 |
出身 | エルフリーデン王国 |
生年月日 | 大陸暦1521年(大陸暦1546年時点で25歳) |
種族 | 人間族 |
性別 | 男性 |
初登場話 | 文庫1巻第2章 まず××からはじめよ |
CV | 興津和幸 |
概要
ソーマが最初の人材集めで集まった人物の一人。国法を暗唱し、天文学から地質学まであらゆる学問を収めている傑物。
国内情勢に関してどの才能が最も必要かを見抜いており、ソーマがその才能の持ち主であるポンチョを採用するか否かをボーダーラインにしていたが、そのはるか上をいく大歓待をみて傑物と確信。自分を売り込んだ末、宰相のマルクスから宰相の座を渡されるという、当人としても想定外の大出世を遂げる。
政治方面でも軍事方面でも優秀な才覚を保有し、またソーマが語る君主論などの偉人がつ立てた知識や言葉も、真摯に受け止め参考にできる柔軟性も保有。反面自身の頭脳と文献が主体であるため、現場の戦場で士気が取れる武力は持たず、また経験値のない貴族側の行動をソーマと共に読み切れなかったこともあり、完全無欠の頭脳チートというわけでは断じてない。
基本的に口うるさい立場でソーマの威厳維持など小言や交渉や会議において冷酷よりな意見をいうが、ソーマ自身がそういう立場の者がいることの必要性やあえてそう言う意見や認識を提示させていることを理解し、またハクヤもソーマにとって威厳が欠ける在り方が必要であることを感じているため、関係は良好。自身もトモエに請われて勉学を教えるなど、ソーマからは意外と甘い所もあるとみられている。
対人関係
君主
グラン・ケイオス帝国陸軍総帥で、後のユーフォリア王国女王。
アミドニアとの戦争後、仲介のために来訪したジャンヌと「上が執務室にベッドを持ち込んでいる」という点から意気投合。秘密同盟を結んだ後も貿易などの観点でよく話し合っており、双方が優秀ゆえに最初から大筋の妥協点を共有しているため、さっさと終わらせて上司に対する愚痴を言い合う関係、「横着君主被害者の会」を結成している。
出会ってから6年後(大陸暦1552年)、ようやく結婚する。
フリードニア王国国王。
親戚関係
義姉。フリードニア王国第三側妃。元グラン・ケイオス帝国女皇。
義妹。グラン・ケイオス帝国(ユーフォリア王国)王女。
弟子
フリードニア王国侍中候補。
フリードニア王国宰相代理。
フリードニア王国第四正妃。
活躍・経歴
現実主義勇者の王国再建記
- 文庫1巻第2章~4巻
- 大陸暦1546年、25歳
現実主義勇者の王国改造記
- 文庫5巻~10巻
- 大陸暦1547年~大陸暦1548年(26歳~27歳)
現実主義勇者の大国建造記
- 文庫11巻~15巻
- 大陸暦1548年~大陸暦1550年(27歳~29歳)
現実主義勇者の帝国建立記
- 壊天の章
- 大陸暦1552年、31歳
大虎ケイオス戦争前、フリードニア王国のことを考えると帝国は見捨てた方がいいという結論に至るが、ジャンヌを見捨てることになるため、苦悩する。
しかし、ソーマからマリアの意向を知り、海洋同盟を帝国に武力介入させ、その指揮を行う。
6年経ってようやくジャンヌと婚約する。
- 世界解明の章
- 大陸暦1553年、32歳
婚約したジャンヌと結婚する。
- 英雄挽歌の章
- 大陸暦1553年、32歳
パルナム城へと帰還したソーマの招集として、我が国の頭脳派の1人として会議に参加する。
参加者はソーマ、リーシア、ハクヤ、イチハ、ユリウス、エクセル、ルドウィン、カエデである。
登場話リスト
ハクヤ・クオンミンの登場リスト。
名前のみであれば備考に記載。
作中日時 | 収録巻・出典 | エピソード名 | 出来事 |
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大陸暦1546年 | |||
5月 | 文庫1巻第2章 | まず××よりはじめよ | |
5月 | 文庫1巻第3章 | 放送番組を作ろう |