CV:手塚ヒロミチ
概要
リ・エスティーゼ王国を牛耳る犯罪組織・『八本指』の警備部門、その中でもアダマンタイト級冒険者に匹敵する実力者揃いと謳われる、最強の『六腕』の一角。
『千殺』の異名を持つ。
金糸刺繍を施した上着やチョッキ、薔薇から剣先が突き出したようなレイピアを携え、薔薇の香りを漂わせる煌びやかな男。
強さ
敵の肉体に刺さるや周囲の肉を捩じりながら中へと食い込む、《肉軋み(フレッシュグラインディング)》、そしてかすり傷を深手に変える《暗殺の達人(アサシネイトマスター)》と呼ばれる刺突攻撃を補助する魔法付与を施された上、先端に致死の毒が塗られた、『薔薇の棘』という名のレイピアを操る。
剣の使い手だが、スキルは剣士ではなく暗殺者寄りのため、剣の腕は他の六腕より若干劣る。
しかし刺突はガゼフ以上で、クレマンティーヌのそれに近く、鋼鉄をも貫通する。
当人は「夜空を流れる星のごとき速度」と、自信を持っている。
作中の動向
ゼロの意向を受け、娼館を襲撃した犯人を見せしめに抹殺するべく、攫ったツアレを餌に、六腕の三人と共に犯人であるセバスを待ち受ける。
デイバーノックとエドストレームが秒殺されると、ペシュリアンと二人掛かりでセバスに挑むが、自身の刺突は全く通用せず、最期は精神の半分ほどがおかしくなりつつ、セバスに頭部を吹き飛ばされ死亡した。