CV:松井恵理子
概要
リ・エスティーゼ王国の裏社会を牛耳る犯罪組織・『八本指』の警備部門、その中でもアダマンタイト級冒険者に匹敵する実力者揃いと謳われる、最強の『六腕』の一角たる女戦士。
後述する戦闘スタイルから、“踊る三日月刀(シミター)”の異名を取る。
容姿
薄絹を身に纏った身軽そうな出で立ち。手首・足首に金の輪を付けており、動くと澄んだ金属音を出す。
腰部のベルトに6本の三日月刀(シミター)が吊り上げられている。
強さ
その異名と踊り子の様な外観通り、三日月刀に魔法『舞踊(ダンス)』を付与して浮かべ自在に操るという、一風変わった戦法で戦う魔法戦士。
『舞踊(ダンス)』による武器操作は舞う様な変則的な動きのため、相手に太刀筋を読まれにくい一方、コントロールも非常に難しいという欠点がある。
エドストレームはこれの5本同時操作を、自身の異常なまでに優れた空間認識能力だけでやってのけており、彼女と正面から対峙する事は実質的に『攻撃しても倒せない5人の熟練したシミター使いを常に同時に相手取る』という事に等しい。
この強さと特異な戦法から、六腕最強にして警備部門の長であるゼロからも一目置かれており、同時に対エドストレーム専用の対抗策を隠し持つ程に警戒されている。
まあ実際に戦った相手はこの戦法が小手先にもならない程、それこそ『圧倒的』という表現すら生ぬるいほど隔絶した、次元の違う実力者だったのだが…。合掌。
作中の動向
八本指の威信に泥を塗ったセバスへの報復のために、餌としてツアレを誘拐し、ゼロとサキュロントを除く他のメンバーと共に集められた。
後援貴族らの見物の下セバスを公開処刑しようとしたが、自慢の戦法を碌に披露する間もなく纏めて瞬殺されるという、呆気ない最期を遂げた。