概要
CV:戸谷公次
『修羅の国編』に登場した国を統べる三人の羅将の一人であり、北斗琉拳の使い手。「命のやり取りこそ最高の愉しみ」という信念を持ち、今までに自分の命を狙ってきた数多くの修羅を葬っている。
身の回りに自分の命を狙っている修羅や侍女をそれと知りながらあえて付き従えさせ、常に命のやり取りを愉しんでいた。鬚剃りを任せた修羅からの「あなたはそうやって何人の命を奪ってきたのですか?」という問いに対して「百人から先は数えていない」と言ってのけた。
また「野心無き者には生きる価値が無い」と考えている。そのため、野心なき者と見なした者については、その者の力量が優れていようとも容赦なく葬ってしまう。原作では、闘技場を勝ち残った槍使いの修羅に対し「野心がないのか?だったら生きていてもしかたあるまい」として、一瞬にして殺している。
赤子のケンシロウが修羅の国より船で日本に渡った過去や、同じく羅将の一人であるヒョウの実弟であることも知っており、北斗の血縁を熟知している様子だった。また、ケンシロウの放った「天将奔烈」が、かつてラオウが使用していた技であることも知っていた。
なお、ヒョウやカイオウと異なり北斗宗家との関係などのエピソードは明らかにされていない。そのためか、血の運命に翻弄されることなく最期まで自らの信念を貫き命がけの戦いを楽しんでいた。
容姿
黒髪のオールバックに口髭を蓄えており、マツ毛はやや長め。
モデルはイギリスのロックバンド「QUEEN」のフレディ・マーキュリーと言われている。