これでも喰らえ！凡人！
概要
中国のNetEaseGamesが開発し、X.D Globalが配信を行なっているスマートフォンゲーム。中国本土での配信開始日は2018年6月22日で、日本・韓国では2019年1月3日に配信を開始した。おおよそ12分〜20分で決着のつく対人戦をメインとしたアニメ風5v5対戦スマホMOBAゲームであり、90体以上の個性的なキャラクターたちが大乱闘を繰り広げる。
舞台
時は天暦114514年で、舞台は遥かな未来。
人・仙・妖の三界が融合した新世界において、それぞれの種族は、科学技術と文化の発展を通して融和を続け、調和と多様性に溢れた美しい社会を築き上げてきた。
その中で最も代表的なのが『非人類都市』であり、プレイヤーはこの都市（の上に浮かんでいる『猫島』）で行われるアリーナ競技に参加し、戦いを繰り返していくこととなる。
ゲームシステム
MOBA（Multiplayer Online Battle Arena）と呼ばれるゲームジャンルの一種で、ビデオゲームのジャンルの一つ。
10人のプレイヤーが紅・藍の2チームに分かれ、各プレイヤーはRTSゲームの要領でキャラクターを操作し、味方と協力しながら敵チームの本拠地を破壊して勝利を目指していく。
基礎システムはMOBAの中でも『dota系』と呼ばれるジャンルになっているが、遊びやすいよう簡略化やテンポアップの工夫が施されている。
また、一般的なアリーナモード以外にも、ランダムで抽選されるヒーローを使って戦う『天鏡大乱闘』や、各チームに紛れ込んだスパイを捜索しながら試合を行う『スパイ戦争』といったモードも用意されている。
ゲームの特徴
一般的なMOBAとは異なり、世界観やキャラクターに日本風のアニメ柄を採用しており、そのキャラクターの多くは東洋神話（「三国志」「封神演義」など）に出てくる登場人物がモチーフとなっている。
また、（一部の新ヒーローを除く）ほぼ全てのキャラクターにCVが付いており、細谷佳正さん、子安武人さん、速水奨さん、豊崎愛生さんなどの豪華声優陣が起用されている。
コラボにも力を入れており、今までコラボした作品群の中には「モブサイコ100」「デュラララ!!」「とある科学の一方通行」「とある科学の超電磁砲」「永遠の七日」などが含まれる。
（中国本土限定でのコラボもあり、「僕のヒーローアカデミア」「この素晴らしい世界に祝福を!」などとのコラボは大きな反響を呼んだ）
しかし、その一方で翻訳の未熟さやバグの多さなどから、「非人類バグ園」と呼ばれることもしばしば。
配信開始から3年が経った今では過疎化が進み、いつサービス終了になるのか分からないような状況である。
（尤も、中国での売り上げが上々なので今すぐサービス終了することは無いだろうが...）
最近では非公式Wikiが盛り上がりを見せており、中国で先行配信されているテストサーバーでの更新内容がいち早く掲載されているなど、最新情報なども随一更新されている。
