CV:清川元夢
概要
『アクマイザー3』第11話「なぜだ?!子連れイビル」に登場したミイラ男に似た隊長怪人。バイキングの兜のような頭部をしていて、太い2本角を持つ。頭部と胸部が反射材で覆われていて、特に目の周りは鏡のようになっている。肩には多数の包帯がマントのように垂れ下がっている。
必殺技は包帯を相手に巻き付けて3万ボルトの高電圧を浴びせる「ミイラーゴ不動金縛り」で、自身の赤い目が点滅すると発動し、イビルでも10秒浴びれば爆発する威力との事。他にもジャンケルを装備している。
さらった人間に包帯を巻きつけて自身の配下にしてしまう「ミイラ催眠」の使い手で、これでミイラ人間を暴れさせて、その正体が人間とも知らずにいるミイラ人間でない人々(特に警察)との間に同士討ちを引き起こす「殺人ミイラ計画」を実行した(同時にこれは事件の対処に現れたアクマイザー3をミイラ人間でない人々にミイラ人間の仲間だと勘違いさせて倒させる一石二鳥の作戦でもあった)。なおミイラ人間は頭と両手に包帯を巻いている以外は兵士アグマーと同じ格好をしており、頭の包帯を切ると正気に戻る。
劇中の活躍
ゲンタとトシコという幼い兄妹を包帯で包んで競技場に放置し、二人を救出したイビルの前に自身も包帯で包まれて被害者を装って現れ、包帯を破って自分の顔面の鏡を見たイビルの動きを封じる。兄妹を再び拉致して退散しようとするが、無理をして身体を動かしたイビルが立ち塞がる。イビルに電撃を浴びせて倒そうとするも、ザビタンとガブラが駆け付けてしまい、ゲンタだけをさらって退散する。
その後、本拠地にトシコを連れて現れたイビルを迎え撃つが、イビルは目隠しをしてしまい、トシコのアドバイスで戦い始めた事で劣勢に追い込まれてしまう。しかし、メザロードが目隠しを外した事でイビルは結局動けなくなり、まんまと二人を捕まえてミイラにしようとした。そこにザビタンとガブラがザイダベック号で駆け付けて、二人のみならずゲンタ達ミイラ催眠にかかった人々が解放されてしまう。ザビタンとの一騎打ちの際中、メザロードが乱入してアクマの紋章でザビタンを苦しめるものの、ガブラがデンブルで紋章を壊してしまう。その隙に人々を避難させていたイビルの前に現れるが、ゲンタとトシコが投げた泥で自身の顔が汚れてしまい、その結果イビルが奮闘してしまう。アクマイザー3にアグマーを倒され、メザロードの命令で不動金縛りを発動するも、ザビタンに包帯を切断されてしまい、最期は魔法陣アタックを受けて爆死した。
余談
ミイラ催眠は包帯巻きにした人間を本拠地のミイラ室に一昼夜安置する事で完了するが、なぜか一平は1日もしないうちにミイラ人間になっていた。
関連タグ
ミイラ取りがミイラになる(特に一平の行動)
ヒカラビーノ、マミーレジェンドルガ:洗脳能力を持つミイラ男モチーフの怪人。
墓荒らしサイマ獣ゾンビースト:中の人が同じミイラ男モチーフの怪人。