「アラーカ~アラーカ~やっと会えたアラーカ~、こっちへ来るんだぁ~」
「アラーカ、お前は俺の妻として永遠に生きるのだぁ~」
登場作品『仮面ライダー(新)』
第29話「初公開!強化スカイライダーの必殺技」
概要
3200年前に病死したエジプトのアラーカ王女の後を追って自らミイラとなった男をネオショッカーが復活させたミイラ怪人。普段は博物館のケースの中にいて、配下の博物館館長に、被った者の顔から取れなくなるミイラの仮面を来館した子ども達に配らせている。この面をかぶった子どもをちびっ子ミイラ軍団に変え、大人達を次々と襲わせた。
さらに、アキの姿を見て、かつて結婚するはずだったエジプトの王女アラーカと思い込み、連れ去ってしまい、自分と同じミイラ怪人にしようとする。
体中に巻いてある包帯が武器で、この包帯からは人間をミイラ化する毒液が含まれている、が同時にこの毒液が弱点でもある(毒液がヒカラビーノの体の機能を維持していると思われる)。
また地震が大の苦手で、筑波洋との戦いでは地震が発生した際「火の神が怒っている」と怯えて逃げ出した。
最後は包帯の毒液をスカイライダーに搾り取られ、フラフラになったところへスカイスクリューキックを受け、「ヒカラビ~タ~」と叫んで爆死した。
ちびっ子ミイラ軍団
ミイラの仮面をかぶってしまい、ヒカラビーノに操られた子ども達。
この面はヒカラビーノの細胞からできており、無理に剥そうとすると仮面に潜む微生物によって子ども達が死に至る可能性もある厄介なもの。魔神提督は大人にもこの面をかぶらせようと提案したが、館長によると仮面は子どもの体にしか繁殖しないとのこと。
鋭い爪で大人たちを襲い、ゾンビのごとく数を増やそうとする。
夜間での面を付けた姿はヒカラビーノの造形と合わせてみんなのトラウマものである。
ヒカラビーノの死によって面は割れ、子ども達も元に戻ったが…
コーヒーブランカはミイラ軍団にめちゃめちゃにされ、谷源次郎と沼さんは顔中を引っかかれ、ミイラのような顔になってしまった。
アキ「ヒッカラビ~ノ~♪」
谷&沼「バッカラシ~ノ~♪」
余談
ガメレオジンからずっと続いていたスーツアクターの目がそのままネオショッカー怪人の目となっている造形はこのヒカラビーノが最後である。
声を演じた八代氏は第42話でも専用戦闘員を引き連れるホラー系の怪人の声を演じているが、こちらは配下が元死体。
関連項目
エジプタス、マシーン大元帥、マミーレジェンドルガ:ミイラ関連の怪人。マミーレジェンドルガは、仮面で他者を操るという点でも共通。